2日に東京・有楽町の朝日ホールで、映画『おにいちゃんのハナビ』のプレミアム上映会が行われ、出演者の高良健吾(22)、谷村美月(20)、宮崎美子(51)、大杉漣(58)と国本雅広監督(51)が登壇した。同作は、白血病を患った少女(谷村)が年に一度の花火大会に想いを託し、引きこもりの兄・太郎(高良)がその想いにこたえ再生していく実話を基にした感動の物語。今回の作品が初主演となった高良は、「(主演として)自分の名前が一番上に来るのは初めてで、撮影が始まる前は緊張していましたが、やってみたらいつもと同じようにできました」と撮影を振り返った。谷村は役について、「この華(はな)という女の子は本当にかわいいんです。何で私に話が来たの? と思うくらい。こんな役をやらせていただけるなら坊主にくらいしなきゃ! と思いました」と実際に頭を剃って撮影に望んだことを明かした。出演者の挨拶後には、本作の主題歌を手がけた歌手の藤井フミヤ(48)が登場。「脚本を読んだ段階でウルっときた。とても感動的な作品です」と話し、サプライズで主題歌『今、君に言っておこう』を披露した。(撮影:江口明裕)

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