ソロデビューから35年、9月26日にオールタイムベストアルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~』をリリースする山下達郎さん(59)。テレビには出ないし、動いている姿をなかなか見られない。35周年の節目、本誌女性記者の「いったいどういうひとがあの曲を生み出してるの?」という率直な質問に対峙していただいた。

Q音楽活動を続けていくうえで、35年間「美学」として貫いてきたことは?
「音楽以外のことには手を出さない」

Qテレビに出ない理由を教えてください。
「最初は『出ない』のではなく『出られなかった』。つまり、出してもらえなかった。その後、テレビに出ないでブレイクできたので、テレビを必要としなくなった。べつにテレビが嫌いなわけではなく、テレビは最大規模のメディアであるゆえに、情報掌握がむずかしいので」

Q音楽はいつから好きでしたか?
「聴くだけなら幼少から映画音楽などを。楽器演奏に主体的に関わったのは小6の鼓笛隊。以後は中学のブラスバンドでパーカッション。それが高じてアマチュアバンドでドラム」

Qソロデビュー35周年”記念”ですが、記念日の過ごし方は?
「あの『記念日』はベストアルバムの口実にレコード会社の宣伝が考えたものです。大した重要度なし。正確にはバンドでデビューして37年になります」

Q今回のアルバムを『OPUS』と名づけた理由は?
「『OPUS』は『作品』と訳しますが、主に音楽作品に対して使われる呼びかたです。『山下達郎 ALL TIME BEST』ではありきたりなので、ちゃんとしたタイトルがほしかった」

Q『希望という名の光』を歌うとき、震災前と震災後では意識が変わっていますか?
「自分自身に変化はないが、歌の聞かれ方が変わったので、聴いている方々の気持ちに合わせて段取りなどを少しだけ変えた」

Q人生でいちばんつらかったことはなんですか?いちばんうれしかったことも教えてください。
「高校をドロップアウトしたこと。それまでは優等生タイプだったので。うれしかったことねぇ。ドゥー・ワップのメガ・レア盤がついに手に入ったときかな」

Q生まれ変わっても、また奥様(竹内まりや)と結婚しますか?
「多分」

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