20日、東京・港区の六本木ヒルズで、第25回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが開催され、女優の上戸彩(27)が登場し、オフィシャルナビゲーターを務める同祭公式オープニング作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D-彼方からの物語』の舞台挨拶を行った。
『今こそ、映画の力。』をテーマに開幕した東京国際映画祭。28日までの9日間、六本木ヒルズや中央区の日本橋会場らで提携企画を含め約300の作品を上映。コンペティション部門には15作品が出品され、最終日に最高賞の『東京サクラグランプリ』を決定する。
セレモニーのステージに立った上戸は「私はこの映画に出演しているわけではないのですけれど、今日、グリーンカーペットを歩かせていただいて、この映画がこれだけ注目されているのだなということを改めて感じさせられました」と感激した様子で語った。また同作について「映画は日本で見るステージとはまた違って深いストーリーが展開されている。いろいろな世代の人が楽しめる映画」とアピールした。
この日行われたグリーンカーペットには約640人の報道陣と約6000人の観客が沿道に押し寄せ、次々と登場する俳優や女優に声援を送っていた。(撮影:河崎文雄)