昨年9月にジャニーズ事務所を“解雇”された田中聖(28)。あれから1年が経った10月1日、彼は5人組バンド・INKTの結成を発表した。ようやく再出発の地点までこぎつけたわけだが、そこには彼の“ある決断”があったという。
「実は、西麻布のバーを閉店したんです。スタッフにも事情を話して辞めてもらい、9月で閉めたそうです。そもそも事務所を解雇されたのは、副業禁止にもかかわらずバーを経営していたことが問題視されたからです。それでも彼は、頑なにバーを続けてきました。そんなこだわりの店を閉めたのは、『絶対このバンドで成功する!』という覚悟の表れでしょう」(芸能関係者)
ジャニーズ時代はドラマ『必殺仕事人』シリーズに出演するなど、俳優としての評価も高かった田中。解雇後も今年4月公開の映画『サンブンノイチ』に出演し、話題となったが、彼は俳優業についても退路を断ったという。
「テレビ業界には人懐っこい田中くんのことを気に入っているプロデューサーもたくさんいて、『ドラマに出てほしい!』というオファーもありました。でも彼はバンド結成が決まったことで『これからは音楽一本でやっていきます!』と断ったそうです」(テレビ局関係者)
もう後には戻れない。その思いが、田中を奮い立たせているようだ。