「“古希の会”には、フジテレビからは亀山千広社長が自ら出席していました。会場での代表取材もフジテレビが担当していましたし、フジの“必ず、みのもんたを口説いてみせる”という、強い意欲を感じましたね」(芸能関係者)

 10月24日、ホテルオークラで『みのもんた 古希の祝い』が開催された。集まったのは約1千人。“キャスター休業中”のみの動向にいま、テレビ局関係者の注目が集まっている。フジテレビ関係者は言う。

「うちは来年4月から、平日午後の時間帯で、大型報道情報番組をスタートさせます」

 現在、この時間帯は日本テレビ系列で放映されている『情報ライブ ミヤネ屋』(午後1時55分~)の“独り勝ち”状態にある。フジテレビ関係者が続ける。

「『ミヤネ屋』に対抗するために、フジは『知りたがり!』(12年4月~13年3月)『アゲるテレビ』(13年4月~9月)と、2本の番組を立ち上げましたが、大惨敗を喫しています。亀山社長は雪辱を果たすことを決意しているのです」

なかでも最も重要視されているのが、MCの人選。軽妙なトークで『ミヤネ屋』を牽引する宮根誠司(51)を倒すことができるのは?そこでフジテレビが“宮根への刺客”として白羽の矢を立てたのが、みのだという。フジテレビの幹部社員は、次のように語った。

「みのさんへ内々にオファーを出しているのは事実です。亀山社長も『みのさんが、いちばん適任だと思う』と漏らしていました。先方からの回答はまだのようですが…」

 古希の会の直前に行われた記者会見で、みのは報道番組へ思いを「日本の将来を牽引するような番組が生まれて欲しい。いまは新聞の社説が埋もれてしまっているし、私だったら、しっかり社説が出るような番組をやってみたい」と語っていた。そこで本誌が『(フジからの)報道情報番組のオファーを受けるのか?』とぶつけると、急に真顔になった。

「僕の口からは何も言えません。とりあえずいまは社業(水道メーター会社)一筋です」

 その表情は、キャスター復帰への強い意欲を秘めているように見えた――。

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