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Photo by Yusuke Kashiwazaki/Red Bull Content Pool

 

11月4日、渋谷で「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017 – SOUND JUNCTION」が行われた。このイベントは10月22日~11月17日まで、レッドブルが日本の音楽に“翼をさずける”をテーマに開催している音楽フェス「レッドブル・ミュージック・フェスティバル東京2017」のひとつ。ステージが4方向に設置され、そのそれぞれに個性的な音楽性で支持を得る4組のアーティスト(水曜日のカンパネラ、KICK THE CAN CREW、Nulbarich、中田ヤスタカ)が登場。観客はそれらのステージに囲まれた状態で彼らの楽曲を楽しむというスタイルでライブを繰り広げた。

 

第一部、最初のアーティストには水曜日のカンパネラが登場。途中、観客エリアに降りて“ほぼゼロ距離”のパフォーマンスを行う演出も見られ、臨場感には観客も大興奮。人気曲の「一休さん」、「ウランちゃん」を含む全6曲を歌い上げた。演奏曲が終わり、彼女への拍手が鳴り響くや否や、ノンストップで真後ろのステージから結成20周年で再始動したKICK THE CAN CREWが登場。14年ぶりの新曲「千%」をはじめ、代表曲「マルシェ」、「sayonara sayonara」、「アンバランス」など全7曲を披露した。

 

3組目のアーティストにはNulbarichが登場。彼らは今回出演している4組のアーティストの中で唯一のバンド編成。人気曲「Follow Me」や「NEW ERA」など、今までの2組とは雰囲気の異なるバンド演奏を披露し、中田ヤスタカにバトンを渡す。第一部のトリを飾る中田ヤスタカが登場すると、「NANIMONO(feat.米津玄師)」や「Love Don’t Lie(Ultra Music Festival Anthem)(feat.ROSII)」で会場は最高の熱気に。

 

第二部では日本の音楽に焦点をあて「日本のポップスカバー/アレンジ曲」を各アーティストが特別に披露。会場内の期待が高まる中、最初に登場したのは、水曜日のカンパネラ。誰もが知る加山雄三の名曲、「海 その愛」をアカペラで歌い始め観客を魅了。そしてなんと、曲の途中でコムアイの呼び込みにより、シークレットゲストである加山雄三が登場すると、会場からはどよめきが。最後は観客も含め、同曲を大合唱。続いて加山は真っ赤なエレキギターを構えると、Nulbarichと「Black Sand Beach」でギターセッションを繰り広げた。

 

フィナーレにはアーティスト全員がそれぞれのステージに登場し、4方向からアーティストに囲まれる壮観な景色に。イベントは熱気のうちに終了した。

 

また、今年の12月中旬には本イベントを360度楽しめるVRコンテンツの配信が決定されている。

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