芸能人逮捕で注目集まる依存症 なぜ人はやめられないのか?
画像を見る 槇原敬之や田代まさしは度重なる薬物逮捕に……。

たとえば歌手の槇原敬之さん(51)やタレントの田代まさしさん(64)などは、度重なる薬物逮捕によって人生を大きく変えました。

 

「薬物依存症は再発が多い」という世間の認識は広まっていますが、回復プログラムなどを受けてもなぜ再発してしまうのでしょう。

 

「再発はある日、突然起きるのではありません。経緯が必ずあって、再発しています。それが本人の気づく範囲かどうかが問題なのです。

 

再発する人は一定数います。ただ解決策がソレ(薬物やアルコール)しかないと思っていたり、再発しそうなときに気持ちの発散方法を知らないだけだったりします」

 

フラワーガーデンでは過去にアルコール依存で入所し、3度の再発を経験した女性がいたそうです。その再発のスイッチのうち1回は、離れて暮らす家族との会話でした。元気そうな家族の声を聞いて、「自分なんていなくても大丈夫なんだ」という感情を味わって飲酒に走ってしまったそうです。

 

「衝動的に抑えられないこともあるかもしれませんが、まずその衝動の感情に気づくことが大事です。ドーパミンが出ている自分に気づき、そしてなぜ出ているのか気づくことから回復は始まります。

 

そして依存物に手をのばす感情は悲しみや怒り、無力感などのネガティブな感情がベースにあります。小さい感情の変化を感じられないと何でもないとやり過ごしてしまったり、気づかぬうちに爆発をさせてしまったりすることがあるんです。

 

回復プログラムはその感情に気づくこと。そして話していくことで何かに依存しない別の解決策も見えてくるし、気持ちの把握や発散方法も知ることができます。結果としてアルコールや薬に頼らない、新しい習慣を手にしていくことが可能です」

 

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恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

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