動画配信者による新幹線車内での撮影行為が連日取り沙汰され、SNSで議論が巻き起こっている。
「4月上旬、チャンネル登録者数39万人超の家族系YouTubeチャンネル『破天荒夫婦』が新大阪~東京間の新幹線グリーン車内で起きた出来事をめぐる“告発動画”を公開しました。夫婦は3歳の息子と車内で動画撮影を行ったところ、車掌から『静かにしてください』と注意を受けたことを報告。近くに座っていた年配男性が車掌に苦情を伝えていたようで、夫婦は降りる際に『うるさい!』と怒鳴られたといいます。
降車後、夫婦は注意された男性を『変なジジイ』と呼び、『心の狭い奴はグリーン車に乗る資格はない』と非難。さらに、モザイクを施していたものの、妻が車窓越しに男性にカメラを向ける場面もありました。なお、夫婦は車内での声量は常識の範囲内だと主張。ただ、注意される直前に、妻が弁当を食べながらVlogを撮影していたこともあり、SNSでは“迷惑をかけるなら乗るな”といった批判が噴出しました。そして当該動画を削除した上で、11日に公開された動画で、夫婦は撮影行為や攻撃的な言動を謝罪しています」(WEBメディア記者)
夫婦に対する批判の中で多く見受けられたのが、新幹線車内で撮影を行うことの是非だ。本誌がJR東海に問い合わせたところ、広報担当者は「お客様個人でお楽しみになられる範疇で(旅の思い出づくり等)写真や動画を撮影していただくことは妨げておりません。一方で、収益性のあるサイトへの投稿など、営利目的での撮影に関しては、当社の敷地内での撮影は原則お断りさせて頂いております」と説明。
さらに、「撮影内容によってはお断りさせていただく場合がございます」とも伝えた。いずれにせよ、営利目的かを問わず、車内での撮影行為には他の乗客への配慮が求められるということになるが、「破天荒夫婦」をめぐる騒動を受け、現在あるインフルエンサーの動画が“再燃”している。
それは、ファッション誌『小悪魔ageha』の専属モデルでキャバクラ店にも務めるなつき(24)と、美容系インフルエンサー・きらら(24)が東北新幹線のハイグレード車両「グランクラス」で撮影した動画だ。
3月10日、きららのYouTubeチャンネルでは、「【恋愛Q&A】男女の友情は成立?浮気ラインは?なっちゃんとリアル女子トークしてみた」と題した動画が公開。仙台から東京に戻るグランクラス内で、視聴者から寄せられた悩みなどに答えるという内容だ。
動画は30分ほどの長さで、二人は終始、「結婚に刺激なんていらないです。結婚てチームワークなんですよ。刺激というか、ときめきは必要」「(告白もされず)エッチしてるんだったら、それはキープされてる」など、女子の“あるある話”や恋愛トーク、夜の営みの話題で盛り上がる様子。
カメラが映す範囲では、二人の座席周辺に他の乗客は見えず、声のボリュームは高めだ。周囲に遠慮する必要がないためか、なつきが時折、やや突っ込んだ“下ネタ”を発する場面もあった。
公開されたのは1カ月以上前ではあるものの、「破天荒夫婦」の“炎上”を受けて、きららの動画がXで拡散。すると、ユーザーからは車内での撮影ルールや、乗車マナーをめぐって、こんな批判の声が寄せられた。
《迷惑すぎる。子どもとか大人とか関係なく、静かなところは静かにするということがわからない人たちは出禁でいい》
《先日のグリーン車の件もそうだけど収益からむ撮影禁止以前にこういうのがいるとグリーン車やグランクラスの常連が離れていってしまいます》
《下品過ぎる… あまりに迷惑》
《炎上したグリーン車夫婦よりグランクラスで質問コーナーやってるこいつらの方が10倍くらいうるさいの草》
なお、JR東日本の公式サイトでは、施設内での撮影について《個人の営利活動における駅や列車内など弊社の保有する施設内での各種撮影はご遠慮をいただいております》と定めている。一連の批判を受け、なつきは4月13日にXを更新し、《グランクラスで撮影ダメなの知らなかった!!ごめんなさい!》と謝罪を綴ったが、続けて、こうも訴えた。
《「収益目的の個人的な撮影ダメだよ」って優しく教えてくれた人ありがとう!「アホだなダメなこと知らねーの?」だの「人間やめろ」だの煽りじゃなくて情報でください 言い方で損しすぎててまさかネットの外ではやってないと思うけどそういう性格の悪さって滲み出てしまうから気をつけて!それは指摘じゃなくて日々のストレスの発散だよ ネットでもリアルでも、建設的にいこう!》
また、きららも14日にXで、《元動画を見てもらうと分かるのですが、この時グランクラス内は私たち以外乗客がおらず貸切状態でした》と釈明しつつ、《ただ、それとは別に公共の場での会話として配慮に欠ける内容や話し方だった点については、不快に思われた方もいると思います。申し訳ありません。今後は周囲への配慮をより意識していきます》とコメントしている。
