音楽界の重鎮、ロッド・スチュワート(76)がTimes Radioの番組に出演し、ワクチンに関する持論を展開した。
ホストを務めるジャーナリストのジョン・ピアナーが新型コロナウイルスの話題を持ち出し、「このウイルスについて考えるのに、かじりついてニュースを見聞きする必要はありませんよね。あなたはワクチンを3回とも打ったんでしたっけ」と水を向けると、スチュワートは追加接種を含めて接種済みであることを認めた。
その後、「ワクチンを打とうとしない人を見たとき、どう思います? 私は腹が立つんですが、あなたは?」とピアナーが聞くと、スチュワートはこう答えた。
「そうだね。本当に怒りを覚えるよ。特にアメリカでは、(反ワクチン派の人々が)ワクチンを受けないことを『私の権利だ』『自分たちの自由だ』とか言ってるだろ?
大間違いだね。なぜなら、あんたたちは殺人者であると同時に、(ウイルスに)殺される可能性だってあるからだ。死ぬほど単純なことだろ」
スチュアートは続けて、「オーストリアだっけ? 接種を義務化してる国があったよね」と触れると、ピアナーは「イギリスもそうすべきだと?」と返した。
だがこれには、「人にはいろいろな考え方があるから、ここでその話はしたくない。でも、俺はワクチン接種を強く勧めるよ。妊娠中の女性が躊躇するのは理解できるけどね」と述べるにとどめた。
そんなスチュワートは、今年のクリスマスは自宅でパーティーをするという。もちろん、PCR検査とワクチン接種は必須だそうだ。