第7のチャクラ

頭頂のチャクラは何千ものナーディーが繋がってるので、高速に回転します。
物質的に見えるなかで、一番高速な紫色をしているとされます。
空から降る紫外線が紫と付くように、天から降ってくる、高次元のエネルギーポイント。

サンスクリット名、サハスラーラ王冠を意味します。

昔の仙人、日本の仏様、西洋の天使の絵には、頭に光輝く輪(チャクラ=車輪)が描かれてるのは、エネルギーが大きい人の象徴であり、敏感な古代人の目にはそのようにみえたのでしょう。

真実は西洋でも東洋でも1つに結ばれます。

最後のチャクラなので、少しおさらいです。

ナーディーは身体を囲うようにして存在する微細身にあって、神経の経路にあたり、
ヨガの鼻呼吸で入れる微細なプラナ(気)はそこに流れます。

このナーディーに詰りがあると、体や心に不調を起こします。
ヨガで鼻呼吸したり、ポーズとることで、ナーディーは浄化し、プラナが通いやすくなります。

72,000本のナーディーがあるといわれますが、最も重要なラインは、スシュムナー・ナーディーで肉体では背骨にあたります。
その両側に流れるのが右がピンガラ・ナーディー(交感神経)、左がイダー・ナーディー(副交感神経)。
この2つがスシュムナを交差するようにして、頭頂まで通ってます。
その交差する神経節がチャクラです。

第1に眠っている潜在意識・クンダリニが目覚めると各チャクラを通って、頭頂のチャクラへ抜けていきます。

これが身体のなかで、天と地、男性と女性、太陽と月、相反するエネルギーが1つに統合され、覚醒、解脱の状態(生きながら物質的な時間・空間・因果を超える)になる、囚われるものが何も無い境地になります。

仏教用語でいう即人成仏でしょうか。

 

 

●良い作用

シャンティ(平和・至福・平安)

マドンナの「Day of the light」というアルバムの中にヨガのマントラ取り入れた曲があります。
♪オーム シャンティ、シャンティ♪

このシャンティには平和・至福・静寂などの意味があります。
  
ほとんどのマントラの最後は「オーム シャンティ シャンティ シャンティ」でくくられますからとても重要な単語です。
また、あまり知られてないのですが、3回唱えるのには意味があります。

1回目  自分へのシャンティをお祈り

2回目  周りの人のシャンティ 
(例えば自分が好きなヨガが自由にできるのは、家族が健康であったり、周りのスタッフが元気で支えてくれてるからです。自分のために人の幸せを祈る!から初めてもOKですが、そのうちに他人の幸せが自分の幸せと1つに偽り無くなっていきます。)

3回目  環境へのシャンティ
(自分や皆が幸せなのは、地震がない土地に居るからだったり、戦争の無い国だから、はたまた宇宙から隕石がぶつからないからetc)

このように、自分→他人→宇宙→自分と全てが循環してると気づく、悟るので、どこに居ても誰と居ても、生かされることに感謝して、幸せになります。
神(宇宙の法則)にデボーション(献身)して、身を委ねる事ができる。

 

 

●悪い作用

人生に対する不信、今瞬間を生きる事が出来ないリアリティの無さ

全て完全に目覚めると、「今、与えられたこの瞬間を生きる」のみになるので、行為による結果を求めなくなります。
執着がなくなり、カルマ(因果・輪廻の元)がなくなるので、トゥーリヤ(解脱・輪廻の輪から抜ける)に達するといえます。

なので、結果にこだわりすぎたり、自分私利私欲のみ追求していくと、次第に生かされてる事の感謝を忘れて、どこにいても満足できず、瞬間を楽しめなくなります。

また、偏ったスピリチュアルな思考も第7のバランスの悪さ。

果実をどの様に植えて、水をやり育てるかを学ばずに、霊的達成という果実を全て食べたい!なんて、いうリアリティのなさも。

 

 

●改善法

天のエネルギー第7だけが開けても、地に足が着かなければ第1チャクラの不調になりますから、
すべては繋がり・バランス=ヨガが必要です。
真のスピリチュアルとは現実を大自然の法則と共存して生きる事ではないでしょうか。

長々書きましたが、適切な運動・適切な食事・適切な休息・適切な呼吸・ポジティブシンキングと瞑想 この大きな5つのポイントをバランスよく取り入れていれば心身の健康=チャクラの活動は保たれるといわれてます。

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