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気温が下がると、女性の足はクサくなる。寒い時期はお風呂上がりのケアも怠りがち。その結果、もっともオッサン化してしまうパーツ、それが足だ。

 

「ブーツをはくことが増えるのがその理由です。化繊のストッキングやタイツでブーツをはくと、汗がムレてブーツの中の湿度は80%を超えることもあり、その湿度は熱帯雨林並み。菌が繁殖して大惨事になっているんですよ」

 

そう語るのは、「足のクリニック表参道」の桑原靖院長。“足の専門医”である桑原先生に女性の冬の悩み「ニオイ」の解決術を聞くと……実はこんなに簡単だった!

 

「汗を止めれば臭いません。ニオイの源は、汗が繁殖させる菌だからです。そこで効果的なのが、市販の制汗剤にも配合されているミョウバンです。ミョウバンには収斂作用があり、汗腺を締めて汗をかくのを防いでくれます。市販の制汗剤もいいですが。台所にあるミョウバンで作っても効果は同等。値段は10分の1か、それ以下で作れますよ」(桑原先生)

 

桑原先生おススメの手作りミョウバンスプレーの作り方、ミョウバンの足湯のやり方は次のとおり。

 

■手作り消臭スプレーの作り方

 

(1)500ミリリットルのボトルにミョウバン約20グラムを入れ、フタをして常温で一晩保存。

(2)ミョウバンが完全に溶けたら「ミョウバン原液」の完成。この原液を水で10~20倍に薄めてスプレーボトルに入れ、ニオイの気になるところに吹きかける。冷暗所で約2週間保存可能。

 

■ミョウバン足湯で超消臭

 

特にニオイが気になる人は、ぬるま湯約2リットルに「ミョウバン原液」(上記参照)約100ミリリットルを入れ、約15分程度、足湯しよう。殺菌効果、制汗効果も期待できる。

 

しかし、汗を止めてしまうことで、健康に影響はないのだろうか。

 

「汗腺は体中にあるわけですから、足だけ汗をかかなくても問題はありません。足でもワキでも、ニオイの根本原因は汗が繁殖させる菌です。ブーツをはくときは素足にミョウバンスプレーをしてから、ストッキングではなく綿の靴下をはいて汗を吸収させるといいですよ」(桑原先生)

 

ミョウバンで“オッサン足”にサヨナラしよう!

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