「骨は筋肉にくっついているため、筋肉がかたく収縮していると、それに引っ張られて骨格のバランスが崩れます。これがいわゆるゆがみとねじれ。体が前のめりになる猫背や巻き肩が代表的な例で、ハツラツ感が失われ、驚くほどもっさり老けて見えてしまいます」

 

こう語るのは国内のみならず、海外のスーパーモデル、あのケイト・モスさえもトリコにしたゴッドハンドの持ち主、アンチエイジングデザイナーで「Amazing beauty」代表の村木宏衣さん。

 

「骨格がゆがんでいると、呼吸も浅くなり、自律神経のバランスが乱れる、内臓機能が低下するなど、体調やメンタルにも影響をおよぼすため、まずはゆがみを整え、体がもつ本来の力を取り戻すことから始めましょう」(村木さん・以下同)

 

“体も気分もシャキッとしない”のあれば、骨格の歪みを矯正していくのが効果的だそう。そこで、村木さんが骨格のゆがみを改善させる「タオル・エクササイズ」を伝授。その前に、まずはゆがみを引き起こす“自分のクセ”を確認! 次の質問に、自分が体の左右どちらを使いがちか思い出してみよう。

 

□バッグを持つほうの手、かけるほうの肩は?
□信号待ちのとき、重心がかかっているほうの足は?
□食事のとき、物をかんでいるほうの歯は?
□座っているとき、組んでいる足は?
□頬づえをついたときの手は?
□考えごとをしているとき、視線の方向は?
□立ち上がるとき、踏み出すほうの足は?

 

長年の生活習慣により、筋肉のクセは人によって異なる。バッグはときどき持ち替える、片足に重心をかけずに立つなど、かたよりをなくしていこう。食事は左右均等にかむよう意識し、苦手なほうで最後にもう5回かむくらいでバランスがとれてくる。

 

【タオル・エクササイズ】タオルで側筋ストレッチ

 

1)両足を腰幅の2倍に開き、お尻を中央に寄せた状態をキープしながら立つ。
2)両手の親指を前にしてタオルの両端を持ち、腕を伸ばして頭上に持ち上げる。
3)続いてひじをピンと伸ばしたまま、息を吐きながら勢いをつけずにゆっくりと体を真横に傾け、再びゆっくりと元に戻す。左右交互に各10回×2セット行う。

 

日本人は特に体の後ろ側――背中とお尻の筋肉が弱く、骨格が前に引っ張られる形でゆがみがち。わき腹を伸ばす側屈ポーズで広背筋から股関節に刺激を与え、カチカチにかたまった背中から腰、ヒップにかけてのラインを柔らかに育てていこう。