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「今すぐ簡単に始めるなら、まず『だしオイル』がおすすめです!」

 

はじめの3カ月で12キロ減量し、1年がたつ現在では、マイナス18キロを達成ーー。驚異のダイエット法を教えてくれたのは、お笑いコンビ・はんにゃ川島章良(38)だ。今から6年前、腎臓がんという大病を患った川島。見事、克服したあと、「もう妻や娘を悲しませたくない」と食生活の改善を決意。

 

「おいしいものを食べながら無理せずやせたい」と始めたのが、「だし」を使ったダイエットだという。

 

「もともと、だしソムリエの資格を持っていたので、だしが栄養たっぷりなのは知っていました。ダイエット効果を確信していたわけではないですが、実践してみたらするすると体重が減ったんです」

 

方法は“夕食にだしの効いた料理を食べて炭水化物を控えれば、朝と昼は好きに食べてOK”というもの。とくに手軽にだしのとれる「だしパック」を愛用中という。なぜ「だし」でやせるのか……。川島が解説してくれた。

 

■食物繊維が“おいしく”なる!

 

ダイエットの強い味方として知られる食物繊維。だが、根菜や豆類など食物繊維を多く含む食材は、うま味成分が少なく食べづらい。

 

「それが、だしのうま味を吸わせることで、おいしくたくさんの量を食べられるようになるんです」(川島・以下同)

 

■だし自体に栄養が豊富

 

「だしに使われるこんぶやしいたけには食物繊維が、かつお節にはビタミンB群が豊富なんです」

 

効果を高めるため、だしパックの袋を破って中身を料理に使うのも川島流。煮出すだけよりも多く食物繊維を摂取できるのだ。

 

■うま味のおかげで塩分減

 

「余計な調味料を使わずとも、料理の味が格段においしくなるので塩分を抑えることもできるんです」

 

■飽きずに続けられる!

 

“だしを使うから和食一辺倒”なわけでもない。実際、先日出版された『だしパックを入れるだけ! がまんなしでやせる はんにゃ川島の魔法のだしパックダイエット』(扶桑社)には、和洋中問わず56のレシピが掲載されている。

 

川島の「だしレシピ」中、最も手軽なのが冒頭の「だしオイル」。

 

「作り方は、だしパックの中身をオリーブオイルに混ぜるだけ。それをアヒージョやカルパッチョはもちろん、野菜を炒めたり、麺にからめたり。いろいろと使えます」

 

オリーブオイル自体も、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする効果が有名。適度な量を、野菜などの食物繊維とあわせて摂取すれば、ダイエットの強い味方になる。

 

「だし生活を始めてから人間ドックの数値も改善され、むくみや吹き出物も気にならなくなりました」

 

この6年、がんの再発もなく、今年は2人目の子どもも生まれた。だし生活を経て、彼の人生の味わいも深まっていた。

 

「女性自身」2020年6月16日号 掲載

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