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来年還暦を迎えるIKKOさん(59)と、昨年還暦を迎えた順天堂大学医学部・小林弘幸教授(60)は、加齢にもストレスにも負けないツヤツヤ美肌の持ち主。マスク生活でたるみ、乾燥肌が急増中のコロナ禍のいま、美しい肌を維持するポイントを美のカリスマと健康の伝道師に教えてもらいましたーー。

 

IKKO「あら、先生、ご無沙汰しております」

 

小林「お久しぶりです。ビートたけしさんの番組での共演以来ですね。最近はいかがですか?」

 

IKKO「おかげさまで元気です。でも、このコロナ禍、感染拡大に対する不安もありますが、女性の『美』がすごくダメージを受けているのが気がかりです」

 

小林「たしかに女性の患者さんに聞くと、健康だけでなく、ツヤやハリがないなど肌トラブルに悩んでいる方も増えていますね。体の中から美肌を作るために、IKKOさんが心がけていることはありますか?」

 

IKKO「首を冷やさないことですね。着物だと、どうしても首筋を出すので冷えやすいんです。冬だけでなく、夏でも冷房がばんばんあたりますからね。移動中はタオルを巻いたりしています」

 

小林「首が冷えると血流が悪くなって、自律神経が乱れる原因になりますからね。私も、よく蒸しタオルで首を温めています」

 

IKKO「お風呂のときにも、必ず首までつかっていますし」

 

小林「いい習慣ですね! 40度ぐらいのお湯で、首をしっかり温めると、内臓機能の低下や心身の不安感などが和らぎます」

 

IKKO「あと私、外でどんなにつらいことや苦しいことがあっても、家に帰ってから寝るまでは、幸せなことだけに囲まれようと思っています。2匹いるワンちゃんと床暖房で温まりながら、寝転んで……小さな幸せをかみしめるようにして、過ごしているんです」

 

小林「寝る前に、しっかりリラックスしていらっしゃるんですね。リラックスモードの自律神経である、副交感神経の働きを高めてから眠ると、睡眠が深くなります。睡眠が深くなると、肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンの分泌が増えるんですよ」

 

「女性自身」2021年4月27日号 掲載

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