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「人間は5〜7度くらいの温度差に数回さらされると自律神経失調症になります。気温差によって体調の調節機能がおかしくなって寒さを感じてしまうんです。冷えが慢性化すれば、外に出て暑いのに、汗がかけなくなるんですよ」

 

こう語るのは診察、2年待ちの大人気鍼灸師、アシル治療室院長の若林理砂先生。100均で手に入るホット専用のペットボトルでできる冷え取り法『ペットボトル温灸』を教えてもらった。

 

用意するのは、熱湯、水、ホット専用のペットボトル。水3分の1、お湯3分の2を入れる。そして、ツボにペットボトルをあて、熱を感じたら離す、それを3〜5回繰り返す。次の順番で実践してみよう。

 

〈1〉ペットボトルの底を中院(ちゅういん)にあてる。

「中院とは、肋骨が合わさったところにあるグリグリした突起とおへそを結んだラインの中間。体の中の気の状態を整えてパワーアップさせてくれるツボです」(若林先生・以下同)

 

〈2〉ペットボトルの先を持ち、大椎(だいつい)にあてる。

「首を前に倒していちばん飛び出した骨の直下が大椎。いちばん冷えが入ってくるツボで、中に入っている寒さを追い出すツボでもあるんです」

 

〈3〉ペットボトルを縦にして仙骨部(せんこつぶ)にあてる。

「仙骨部は臀部中央。筋肉も脂肪も少なくて骨が触れるゾーン。骨盤の中の方の自律神経系を整えるツボです」

 

〈4〉最後にペットボトルの底面をだん中(だんちゅう)にあてる。

「だん中とは第4肋骨の中間。女性は胸骨中央を押してひびくところをねらいます。自律神経失調症を治すために使われるツボです」

 

汗がかけるようになれば、自律神経失調症は治っているため、汗をかくまでじんわりとやるのがペットボトル温灸のポイント。

 

「しっかりと刺激すれば自然と汗はかけますから、1日に1回、〈1〉〜〈4〉の順番にあてるだけでいいですよ」

 

次に、『ミストアロマ浴』を教えてくれるのは『漢方王子のアロマの美魔法』(メディアファクトリー)の著者・鈴木元先生。

 

「夏の冷えからくる体調不良の多くは、急に外気温が変わったり、長い間、冷房にさらされることからくる緊張性ストレス。ですから緊張をほぐすアロマ、冷えた体の血行をよくするアロマなどがおすすめです」と言う鈴木先生がセレクトしたのは、この5種類。

 

○スイートオレンジ(冷えからくる緊張、ストレスの緩和)

○イランイラン(リラックス効果で冷えによる緊張除去)

○ローズマリー(血液循環改善効果で手足が温まる)

○クラリセージ(子宮強壮効果もあり血行を改善)

○ティートリー(免疫力を助け、精神をリフレッシュ)

 

「夏の冷えにはルームスプレーがおすすめ。玄関にアロマオイルを水に数滴たらしたスプレーを置いておく。帰宅したらスプレーをよく振ってから、すぐにシューッと霧吹きしてその香りに浸ること。鼻と脳は近いのですぐに伝わり、効果が出るのが早いです」

 

100均ショップにあるスプレーボトルを活用し、帰宅時に玄関先でリラックス。冷房冷え対策に効果あり!

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