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インフルエンザの報告件数が1週間で2倍に急増し、過去最大に! 全国の自治体で「インフルエンザ警報」が発令された。間違っている人が多いという予防策、あなたは大丈夫!? そこで、腸内環境・免疫力アップのスペシャリストである内科医の大竹真一郎先生が、インフルエンザの新予防法を教えてくれた。

 

■ワクチンは今からでも打つべし

 

「打ったのにかかった」という人も多く、その有用性についての議論が激しくなっているインフルエンザ予防接種。が、大竹先生の意見は「今からでも打つべし」だ。

 

「予防接種をしてもかかる人がいるのは事実です。しかし、接種していれば症状の重篤化を防ぐことができますし、ウイルスの保有期間が短くなります。つまり、感染の拡大を防ぐ効果は高い。自分のためだけでなく、周囲の人のためにも、ワクチンを打ってほしいですね。特に、家族に小さい子どもや老人がいる人は打つべきでしょう。インフルエンザの流行は3月ごろまで続きます。2週間程度で抗体ができるので、これから打っても有効ですよ」(大竹先生・以下同)

 

■R-1乳酸菌で免疫力UP!

 

ウイルスが体内に侵入しても、自分の体の免疫力が十分であれば感染しない。そのための有効性が立証されているのが、R-1乳酸菌だ。明治ホールディングスが’11年に行った実験がある。佐賀県有田町の小中学生1,904人に5カ月半にわたって「R-1ヨーグルト」を毎日食べてもらったところ、近隣の3つの町とくらべて、罹患児童・生徒がきわめて少なかったというのだ。

 

「R-1ヨーグルト(1073R-1乳酸菌を使用)は善玉菌を増やし、免疫力をアップする効果が高いことから、インフルエンザウイルスの抑制効果が期待できます」

 

1日1個のR-1乳酸菌で、腸内環境をととのえたい……と言いたいところだが、「アレを毎日なんて、財布的に無理!」という声も聞こえてくる。そんな人には--。

 

「ガゴメコンブに含まれるフコイダンやまいたけに含まれるα-グルカンにインフルエンザウイルスの抑制効果があることが、富山大学大学院医学薬学研究部のマウス実験で明らかになりました。人体の効果はまだわかりませんが、健康的な食品なので、食べても損はないでしょう」

 

“過去最大の流行”におびえずに、インフルエンザ警報を乗り越えよう!

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