冬になると毎年のように悩まされる「冷え性」だが、じつは単に手足が冷えるだけでなく、「万病のもと」にもなる女性の大敵なのだ。

 

「体が冷えを感じるというのは、これ以上体温を逃がさないように血管が縮んでいる状態で、結果的に全身の血行が悪くなってしまいます。血液はすべての臓器に栄養や酸素を届け、かつ老廃物を回収していますので、これらが滞ればあらゆる不調のもとに。肌荒れ、コリ、貧血のほか、脳疾患や心疾患といった重篤な病気にもつながりかねません」

 

こう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。知らず知らずのうちにやっている日常の“冷え習慣”を見直し、今年こそはにっくき「冷え性」を撃退したいもの。そこで、石原先生が冷え性対策のための“ちょこっと生活改善法”を教えてくれた。

 

■リラックスタイムにはコーヒーよりも紅茶がおすすめ!!

 

疲れた体に染み入る温かいコーヒー。でも、ちょっと待って!

 

「漢方の考えでは、南方で取れたものは体を冷やす作用があるといわれており、暑い国で取れたコーヒー豆は体を冷やす食物に分類されます。カフェイン飲料でも紅茶は製造過程で発酵しているため、体を温める飲み物に。しょうがやシナモンをプラスすれば温め効果はさらにアップ!」(石原先生・以下同)

 

■1時間に1回はストレッチや屈伸を忘れずに!!

 

朝のドタバタも一段落。気づけばテレビに夢中……なんてこと、ありませんか?

 

「座りっぱなしだと、直角に曲がった腰の部分に血流やリンパが詰まり、冷えが加速。1時間に1回は屈伸やストレッチで血行を改善しましょう」

 

お気に入りの番組が終わったタイミングで習慣化! 他方、立ちっぱなしの場合も足に血流やリンパがたまりやすい。こちらもやはり1時間ごとのリフレッシュがおすすめ。

 

■手抜きランチでも味噌汁だけはマストです!!

 

家族が不在になる平日のお昼ご飯は、冷蔵庫整理を兼ねたありものの処理で済ませがち。でも、冷えたくなければ味噌汁は忘れずに!

 

「世間は減塩ブームですが、過度な減塩は体を冷やすもと。真水は0度で凍りますが、海水が凍るのは-2度。つまり凝固点を下げる塩には体を温める効果があるのです。さらに、代謝を上げる発酵食品である味噌は冷え性対策にぴったり! 1日1杯は飲みましょう」