渋沢栄一の孫明かす「98歳で背筋がピンと伸びる健康の秘訣7」
画像を見る 防がん宇宙体操はタオルやハンカチ一枚でできる

 

■天や大地、樹々など自然の恵みを感じよう

 

【1】防がん宇宙体操

 

「ある日、この体操の参加を呼びかけるチラシが届き、自宅から近い明治神宮の芝生が会場とのことで、夫婦で参加したことが始まりです。ご指導者は台湾出身で日本で医学博士となった荘淑旂先生。講習が終わりご挨拶をすると『あなた方ご夫婦をよく見かけていた』とのこと。先生からは『歩き方が悪いので気になっていた』と言われ指導していただきました。体操は先生考案の未病予防の健康法で、タオルかハンカチがあればどこでもできますが、青空を仰ぎながらがおすすめです」

 

(1)手ぬぐいの両端を手のひらに乗せる形で握り両手を前に突き出す。握った左右の手を内側にひねる。
(2)タオルを握ったまま天高く両腕を頭上にあげ、背筋を伸ばす。このとき左右の耳に腕がつくように、腕をまっすぐに上に伸ばす。
(3)タオルを左右に引っ張りながら歩けば自然と下腹がへこむ。内股が緊張し、つま先立って足の指で大地をつかむ感覚で口は閉じ30歩をめどに歩くだけ。

 

【2】木の気を浴び一直線に歩く

 

「簡単なので、早朝散歩を日課に。明治神宮の森の木のエネルギーをいただきつつ歩きます」

 

1歩ずつ足を前に出し一直線上を心がける。朝の汚れていない気をいっぱいいただけそうだ。

 

【3】食事は朝3昼2夜1の割合で

 

「朝はしっかり、夜は控えめにがお約束。このごろは食が細りましたけれど、数年前まで『ビフテキは朝』のご指導に従い、夜は控えめにすると空腹で目覚めて、朝食をしっかりいただけます」

 

【4】本来の正しい背中で過ごす

 

「よい姿勢は内臓を圧迫せず血流も消化も呼吸も好条件となり健康維持に効果的です。私は気がつくたびに骨盤を立て直しています」

 

【5】朝の排せつ習慣を心がける

 

「現代人は栄養補給に気を配り、排せつをおろそかにしています。出すことが大事です。食物繊維をとり、よく動きガスが体内にとどまらないよう気を配っています」

 

【6】体を元気にする酵素をとる

 

「現代人に不足しがちな胚芽や食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に詰まった米糠をベースにした酵素の粉末『ケンコーソ』をスプーン1杯ほど54年間、毎日愛飲しています。肉や魚の下ごしらえにも重宝し、家族の元気の源かも」

 

初代創業者が自宅にサンプルを持参し製造過程から見守ったご縁もあり、鮫島さんだけでなく孫からペットまで愛飲している。

 

【7】感謝の気持ちを忘れない

 

「『ありがとう』の心は非常に穏やかなエネルギーを生み出します。感謝することを忘れがちだったころは家じゅうに『ありがとう』の文字を貼るくせをつけていました。災難に遭遇しても、いわば厄払いをしたと受け止め、これからは好転すると信じて前を向きます」

 

不安の中にいるとしても、この健康法を取り入れ継続してみよう。穏やかな日々が約束されそうだ。

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