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《湿気で蒸し蒸しと暑くて、汗びっしょり。外せないマスクの中も熱がこもっているし。ふと気づいたら、なんだか自分の発する臭いが以前よりキツくなっているような……》

 

真夏に多くの女性が抱える悩みが「体臭」。気づかぬうちに自分の体臭が悪化しているのではないかと気になってくる。

 

そこで、女性の肌のデリケートな悩みについてのアドバイスに定評がある内科医・皮膚科医の友利新先生に話を聞いた。コロナ禍での生活が臭いトラブルを悪化させると友利先生は話す。なかでもマスク生活で気をつけたいのが「口臭」だそう。

 

「マスクを着けているとき、私たちはどうしても“口呼吸”になりがち。口呼吸だと、口の中は乾燥してしまいます。すると唾液の量が減り、唾液がもつ自浄作用や抗菌作用がうまく働かなくなり、歯周病菌が繁殖しやすくなってしまうのです。これが口臭を発生させる主な原因です」(友利先生・以下同)

 

そんな友利先生がアドバイスするのは、日常生活のなかで「食べる」観点から毎日の習慣を見直し、口臭につながるもとを断つこと。おすすめなのが緑茶だどいう。

 

【緑茶をこまめに飲んでテアニンを摂取】

 

口臭の予防には、緑茶に含まれるうま味成分のテアニンが効果的。心身をリラックスさせるというメリットも。夏場の水分補給に合わせてテアニンの摂取も意識しよう。

 

「緑茶に含まれるテアニンは口臭を予防するのに効果的です。水分を補給しつつ、口の中の乾燥を防ぐためにも、緑茶をこまめに飲むことは臭い対策につながります」

 

テアニンにはストレスを鎮静化させる働きもあるという。

 

また、ガムも口臭対策にはおすすめ。

 

【キシリトールガムで唾液の分泌を促す】

 

緊張して口が乾くと、口臭の原因に。歯にやさしいキシリトール配合のガムで唾液の分泌を促そう。歯みがき粉は、歯の再石灰化を促す成分やフッ素入りのタイプが◎。

 

まだまだ続く暑い夏。新型コロナウイルス対策をぬかりなく行いつつ、“口臭”対策にも取り組んで、少しでも快適に過ごせるようにしよう!

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