血流、腸、自律神経を刺激するツボが耳の周りにあるという 画像を見る

効果的なツボが集まっている箇所を重点的に刺激!最近、耳が遠くなったなあ、年のせいかなあ、と思っているあなた!難聴は血流、腸の状態、自律神経の乱れが最大の原因。その3つを刺激するツボが集まる耳をシェイク、シェイク!

 

年齢を重ねると誰でも聴力が衰えると思っている人は多いのではないだろうか。だが、日本リバース院長の今野清志さんは語る。

 

「耳の聞こえが悪くなったことを年齢のせいにしてはいけません。音が聞こえづらい最大の原因は、血流の悪化です。さらに、内臓疾患、自律神経の乱れの3点が大きな要因なのです」

 

今野さんは、中医学をはじめ整体や鍼灸の立場から、人体をパーツではなく全身のつながりとしてとらえる。そして、これまで3万5千人以上の難聴の人々を改善へと導いている。

 

■血流、腸、自律神経を刺激するツボが耳の周りにある

 

「耳は、栄養と酸素が血液できちんと運ばれないとたちまち働きが悪化します。血流への影響が大きい内臓、特に腸が健康でなくてはなりません。また、交感神経が過敏になっていると血管が収縮し、血流が低下しますから、自律神経も大切なのです」(今野さん、以下・同)

 

生活習慣の見直しも必要、と今野さん。難聴は生活習慣から起こる病気の一つであり、改善のポイントは血流、腸、自律神経を健康にすることだ。それには今回紹介する耳のマッサージがおすすめだ。

 

「基本のマッサージは4つ。耳周辺には血流、腸、自律神経の改善に効果的な多数のツボがあるので、揺すって刺激を与えます。特に、『耳シェイク』は有効なのでお試しを。位置は正確でなくて大丈夫。このほか、次のようなマッサージが基本になります」

 

【耳さすり】

両手の親指を耳の裏、人さし指を耳の前に置き、耳の裏全体と耳の付け根、耳の前をやさしくさする。

 

【耳の穴の刺激】

両手の小指の先を耳穴の入り口に当て、上下左右に軽く押す。

 

【耳ひっぱり】

耳全体を上下左右に軽く引っ張る。

 

4つを毎日行うのがおすすめだが、今日は耳シェイク、明日は耳さすりという形でもよい。これらを毎日1分1年続けたところ聞こえがよくなった人も。いつでも何回でもできるセルフケア。最近、耳が聞こえにくいと思う人はぜひ実行を。

【関連画像】

関連カテゴリー: