「毎日目を洗う」「目薬の際にまばたき」目を悪くするNG習慣8
画像を見る サングラスのなかには紫外線をカットする効果が2年で失われてしまう製品も少なくない

 

【4】3年以上、同じサングラスをしている

 

サングラスのなかには紫外線をカットする効果が2年で失われてしまう製品も少なくない。知らずにそのまま使い続けるとまともに紫外線を浴びてしまい、白内障、黄斑変性症のリスクが増大。3年以上使用するときはメガネ店で効果が失われていないか検査が必要だ。懸念される黄斑変性症は、日本人の失明原因の第4位で非常に恐ろしいもの。

 

【5】ブルーライトカットメガネなので安心して長時間スマホを見ている

 

スマホやパソコンの画面が発するブルーライトは目の網膜にダメージを与え、黄斑変性症のリスクが高まる。これをカットするというブルーライトカットレンズだが、現状、遮断できているか疑問が多い。このメガネをすることは悪くないが、しているからと長時間のスマホは危険。

 

【6】目を清潔に保つため習慣的に洗うようにしている

 

目を習慣的に洗っている人は眼球を保護している涙を毎回洗い流してしまうことになる。涙が失われると、角膜を傷つけて視力低下のリスクが。目にまつげなどが入った場合も、まばたきして涙で自然と外に流れ出るようにし、ダメなときだけ弱い流水で洗い流すこと。

 

【7】目がかゆいとつい目をこすってしまう

 

目をこすることなど大したことではないとやっている人も多いが、網膜剝離などの深刻な疾患のリスクが高まる危険な行為。眼球は非常にもろいもので、こすっただけで、目の網膜が裂け、そこからはがれてしまうと失明の危険もある網膜剝離につながる。絶対にしないこと。

 

「目をこする行為もついついやってしまう人が多いもの。その結果、網膜剝離になってしまうと、手術しても視力が回復せず、日常生活に支障が残るおそれがあります」

 

【8】水を一気飲みする

 

眼圧が高いことが、失明原因の1位である緑内障のリスクを高めることが知られている。たとえば水500mlを一気飲みすると、通常10~20mmHgの眼圧を平均で3~4mmHg、最大で7mmHgほども押し上げることがわかっていて危険。水を一気に飲む場合は200ml程度にすること。

 

ぜひ8項目をチェックして、自分の目を守るように心がけてほしい。

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