「私は温泉が好きで、これまで国内外のさまざまな温泉を巡りました。でも、やっぱり日本の温泉がいちばん素晴らしいと思います」
こう語るのは、人気風水師の李家幽竹さん。衣・食・住・行動など、自分の環境すべてを使って運を開く学問である風水において、「温泉」は大地の気が凝縮されている場所だという。
「温泉では木・火・土・金・水の五行すべての運を一気に吸収できると、風水では考えます。だから開運旅行に出かける場所として、ぴったりなのです。私も温泉にはよく出かけます。もちろん運をいただきに行くのですが、温泉そのものが大好きということも大きいかもしれません」
物心ついたころから家族で温泉旅行に行っていたという李家さん。
「父が温泉好きで、1泊や2泊の滞在ではなく、家族で1週間や2週間など旅館に長めに逗留していました。子どものころは知りませんでしたが、そうやって日常を離れ“ゆっくりと快適に過ごすこと”が、じつは温泉の運気を取り入れるために、大事なことだったのです」
大人になってからは、温泉でなぜ運気がアップするかということも、体験を通して理解した。
「鉱物(五行の金の気)を含んだ水(水の気)が地熱(火の気)によって温められ、地中(土の気)から湧き出たのが温泉です。これに入浴する(木の気)ことで、五行の気すべてを一気に吸収できるのです」
風水師として自ら幸運を招いたことは数知れず。
「開運のための旅行風水には、『4・7・10・13』の法則というものがあります。旅行の効果が4日後・7日後・10日後・13日後、4カ月後・7カ月後・10カ月後・13カ月後、4年後・7年後・10年後・13年後のいずれかに表れるというものです。あるとき、吉方位というだけでなく、日にちもよい日に、山梨県の温泉に行ったのですが、4日後にすごく素敵な仕事が決まり、さらに4カ月後の大きな収入に繋がりました」
風水では温泉に行って入って楽しむことで、恋愛運も金運も開くことができるそう。ぜひ、あなたも快適でリラックスできる温泉旅行を楽しんでみては?きっと運が開けるはず!