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「ちょっと早く台所の洗い物してよ、くせ〜し」「料理っていうのは、片づけまでして初めて料理なんだよ!」ーー。堤真一主演のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)が、いま全国の主婦たちの間で大ウケしている。それは堤の妻役・小泉今日子の“鬼嫁”ぶりが、あまりにも強烈で、「毎回笑える」「私も夫にあんなセリフを言ってみたい!」と、話題沸騰中なのだ。

 

小泉演じる円子は、1日15時間以上寝ないと生きていけない主婦。何よりも片付けが大嫌いで掃除はおろか、料理も作らない。家事をする気はまったくなく、すべて夫に押しつける。たとえ夫が仕事中でも、長女が忘れた弁当を学校まで持って行かせたり、トイレの電球を買ってこいと命令したりするなど、鬼嫁っぷりが半端ない。

 

このドラマを見た世の夫たちはーー。「ウチの嫁とそっくり」「ここまでひどい嫁はいないだろう」「でもどこか許せちゃうのはキョンキョンだから!?」などなど、さまざまな“鬼嫁”論が飛び交っているようだ。

 

ところで、昔から「○○県の女性は気が強く、頑固なタイプが多い」とか、「○○県の女性は穏やかで控えめ」などという話をよく耳にする。つまり県民性によっても、“鬼嫁”になりやすいかどうかが、あるのではないだろうか。

 

そこで、県民性研究の第一人者で、『おんなの県民性』(光文社新書)の著書もある、ナンバーワン戦略研究所の矢野新一さんに、都道府県別の“鬼嫁気質”を分析してもらった。はたして結婚後、鬼嫁化する可能性の高い妻の出身地はどこなのだろう。ベスト5を紹介!

 

【第1位】大阪府

 

「トイレが汚れるという理由で、旦那に対して“座りしょんべん”を強制している奥さんがいちばん多いのは、大阪というデータがあります。さらにそんな奥さんの旦那の出身地として、九州地方が目立って多いこともわかりました。もともと大阪はオカンが強く、マザコン男が多い場所。そして昔から“船場のルール”といって、娘に婿養子を取って商売を継がせる風土が残っているので、結婚後も女性はどんどん強くなる。鬼嫁化する可能性が極めて高いといえますね」

 

【第2位】高知県

 

「男女ともに気が強いのが高知の県民性ですが、『はちきん(男勝り、おてんば)』という、4人の男を手玉に取ることが由来の言葉もあるぐらい、とくに女性が強い土地柄。“耐えることができない”“白黒はっきりつけないと納得しない”女性も多く存在します。さらに男性と同じくらいお酒を飲む鬼嫁気質は十分あるでしょう。ただし、離婚という結論を出すのも早いので、“鬼嫁状態”はそう長く続かないかもしれませんね」

 

【第3位】茨城県

 

「男はヤンキー、女はスケバンが多い土地柄。大人になってもその気質が残っているのが茨城です。気が強いスケバンタイプが、そのまま大人になって鬼嫁化することも」

 

【第4位】東京都

 

「とくに23区。山の手と下町とでキャラは違うものの、共通しているのは気が強くてプライドが高いこと。プライドを傷つけたりすると鬼嫁化が加速する可能性も」

 

【第5位】北海道

 

「北海道は異色の歴史を持っています。開拓期(明治時代)には、北陸・東北の日本海側の保守的な地域から、北海道へ来る人が多かったのですが、当時は男女ともに働かないと生きていけない時代。男女平等の意識が培われて、道産子女性はアメリカ女性のような気質になっていきました。とくに札幌は、男が静かで女が強い傾向にあります」

 

「私は大丈夫」なんて思っているアナタ!“鬼嫁”は誰の中にも潜んでいる可能性がある。“出身地がランキングされていたら要注意かも!?

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