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間もなくお花見シーズン到来!桜=日本を代表する花だが、温泉も日本人が古来より愛してやまない憩いの場。そこで、カリスマ温泉エッセイストの山崎まゆみさんが、桜の絶景が楽しめて、かつ“お値打ち”な、全国のおすすめ温泉宿を紹介!

 

まず北は北海道登別市の登別温泉から。JR登別駅からも登別IC東からも、温泉街へ向かうと必ず通る2キロに及ぶ桜のトンネルは、今上天皇の誕生を祝って植えられたエゾヤマザクラだ。その登別温泉のなかでもイチオシなのが『第一滝本館』。

 

「ここは源泉が7つもあり。まるで温泉のデパート。とろっとしたお湯から刺激のあるものまで、旅館内にいながら“湯巡り”が楽しめます。観光名所でもある登別地獄谷(日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡)を望める風光明媚な大浴場も魅力。登別温泉のランドマーク的存在です」(山崎さん・以下同)

 

猿ヶ京温泉がある群馬県利根郡みなかみ町は、あの戦国武将にゆかりのある「謙信の逆さ桜」が有名。上杉謙信が関東へ出兵する際、この地にサクラの鞭(杖という説も)を逆さに挿して戦況を占ったことからこの名がついた。その後、数年もたたないうちに花を咲かせたことから、「豊作桜」の異名もあるそう。ここから車で10分とかからない場所にあるのが、『豆富懐石 猿ヶ京ホテル』。

 

「こちらは無色透明の優しい温泉。露天風呂がいくつもあるので、湯巡りが楽しめます。さらに、大女将はじめ地元の語り部が毎週食後にこの地方の民話を語るのが評判で、こちらが目当てというお客さんも少なくありません。上質の国産大豆と三国山系の清らかな水を用いて、ホテル内で作られたオリジナルの豆腐を使った豆富懐石も名物です」

 

つづいて甲信越地方。新潟県五泉市の村松公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれており、春には3,000本の桜が一斉に咲き乱れる。ここから車で30分ほどの場所にあるのが、湯田上温泉の『ホテル小柳』。

 

「稼働率も高く清潔感があって、とても快適な旅館です。さらに、ここの裏山が護摩堂山という強力なパワースポット。ここに立つだけで、心身が浄化されるような気がします!」

 

そして、九州一の桜の名所として知られるのが、佐賀県武雄市にある御船山楽園。その敷地は、武雄鍋島家ゆかりの15万坪にも及ぶ。

 

「山中の洞窟に五百羅漢像が刻まれている神々しいパワースポットです。そこに隣接しているのが武雄温泉の『御船山観光ホテル』です。武雄温泉は1,300年前に書かれた『肥前風土記』にも記された歴史ある温泉。かつ、このホテルは『ミシュランガイド福岡・佐賀 2014 特別版』のホテル・旅館部門において、最上級の快適さを表す4パビリオンも得ています」

 

さらに、御船山楽園から車で20分ほどの場所には『茶心の宿 和楽園』が。宿周辺にも桜が咲いているので、ここでもお花見が楽しめる。また、中国伝来の飲み方「すすり茶」など貴重な体験も。

 

「ここは美肌の湯で知られる嬉野温泉。角質をやわらかくする重曹泉で、女性にはとくにおすすめです!日本初のお茶が入った露天風呂やお茶パックなど、地元の嬉野茶を楽しめるさまざまなこだわりも感じられ、湯豆腐も絶品」

 

いずれ劣らぬ名宿ばかり。今年は桜を愛でながら、温泉で心身を癒してみてはいかがですか?

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