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家にあった収納ラックに、新しく買ったケースがピッタリ収まった!そんなとき思わずVサインを決めたことのある人もいるのでは?収納用品同士がピタッとフィットすることは「シンデレラフィット」と呼ばれている。ガラスの靴がシンデレラの足にピタッと収まったという、あの超有名童話から作られた言葉だという。

 

別メーカーの商品が偶然にフィットする例も多く、いま収納好きたちの間では、そんな組み合わせを探すのがブームになっているのだ。ブログやインスタグラムを通じて収納アイデアを発信しているMariさんも、その1人。Mariさんにシンデレラフィットについて話を聞いた。

 

「『もしかしたら、アレと合うかも!』と、ピンときたときはテンションがとても上がりますね。実際にピッタリだったときは、パズルのピースがはまったときのような感覚で、すごく気持ちがいいです」(Mariさん・以下同)

 

でも異なるメーカーの製品で組み合わせるのは、なんだか難易度が高そう。購入前に、きっちりサイズを採寸して確認してと、手間もかかるのでは?

 

「私は、サイズを測って探しに行くことはほとんどありません。商品をチェックするときのコツは、ふだんからお店に行ったときに、『キレイ、かわいい、使えそう』という感覚的な視点ではなく、『あの場所にちょうど入りそう』『これならあのケースを入れられそう』といった現実的な視点で見ることです。たとえば、ある引出しに、ケースを4つ入れるとフィットするということもあると思いますが、まずは1つだけ購入して家で試してみて、トータルで購入する数を決めています」

 

また、商品を選ぶ際にはこんなポイントも。

 

「いまひとつ、しっくりこない収納場所があれば、日ごろからそのスペースを意識しながらお店で商品をチェックしてみるといいですね。重さのある収納用品は、見た目がよくても出し入れが大変だったりするので、私はできるだけ軽いものを選ぶようにしています。また、縦と横のサイズがピッタリでも、高さが合わなかったということも多いです。引出しが閉まらなかったりするので、高さのチェックも忘れずに」

 

ただ、気に入った組み合わせでも微妙に隙間ができてしまうことがある。そんなときにMariさんが活用するのが掃除グッズの「メラミンスポンジ」。

 

「とくに引出しの中の場合、少しでも隙間があると、開け閉めの際にズレてしまいます。わが家ではメラミンスポンジを空きスペースに合わせてカットして詰めています」

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