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「ライフワークや趣味の延長で赤字になってしまう人もいますが、“採算”を意識しない人は続かないでしょう。自分の商品の適正価格も知っておく必要があります。同業者の値付けをリサーチするなど、一般企業と同じような“見積もり”の感覚を持つことが、この“在宅ワーク”には欠かせないのです」

 

そう語るのは在宅ワーカーの支援をする「フラウネッツ」理事長の宮田志保さん。在宅ワーカーとは、おもにインターネットを使って仕事をする個人事業主のこと。介護中や子育て中でも、自分で時間の管理をしながら在宅ワークができるため、希望者が増えている。

 

「ミンネ」と「テトテ」は、個人間で作品を売買するハンドメイドマーケットサイトの1つ。その役割は、出品者と消費者がスムーズに取引できる仲介とハンドメイド作家の支援。手数料は売買金額の1割と良心的だ。

 

ミンネは、サービス開始2年後の’14年に、作品・作家数とも国内第1位になり、’17年には年間流通総額100億円を突破。ハンドメイドブームの火付け役だが、実は社内コンペで1人の“手芸好きの男性”のアイデアで誕生したという。生みの親であるGMOペパボの阿部雅幸さんに聞いた。

 

「ミンネは手芸作品を売る“青空市場”から着想を得ました。ここをきっかけに才能を開花させ、本まで出すなど、活躍の場を広げている作家さんがたくさんいますよ」(阿部さん・以下同)

 

面白いのが作家の「なぜ売れないの?」という相談にも乗ってくれるところ。

 

「とにかく気軽な気持ちで、質問をよせてください。ふだんは自宅でコツコツ作っている方にモチベーションを上げていただくため、『ハンドメイドマーケット』を開催したり、東京都世田谷区や神戸、福岡にアトリエを開き、勉強会なども開催しています」

 

地方自治体とのコラボも増えていて、2月には奄美市で「あまみハンドメイド大賞」を開催する予定だ。

 

「奄美市は『フリーランスが最も働きやすい島化計画』という施策を進めていました。どこででもできるという利点を生かして支援に一役買えたらと」

 

まずは、どんな作品が売れているのかサイトをのぞいてみよう。もしかして昨日作ったあなたの作品のほうが――。