企業のコストカットのコンサルタント・坂口孝則さんが、そのコスト削減術を家庭に応用させた著書『レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ』(朝日新書)が話題になっている。

 

「企業も家庭もやみくもに節約を唱えても成功しません。成功させるにはきちんとした手順があるんです」という坂口さんに、“見える化”で家計をコストカットする5つの方法を教えてもらった。

 

【1】レシートを財布にためる

「今日から始められる最も簡単な方法は、その日もらったレシートをすべてそのまま財布にしまいこむこと。それだけでOKです。自分がとれだけたくさんの支出をしているか、財布が厚くなることで実感できます。これが支出の『見える化』です。すると自然に、レシートがこれ以上増えないように買い物を厳選するようになる。それだけで年間20万円は節約できます」

 

【2】クレジットカードは持ち歩かない

「カードは、レシート(使用控え)は出ますが、おカネが減る痛みが伴わないため『見える化』の敵。私自身、外出時にカードは入れていません」

 

【3】使わないモノを押入れにしまいこまず、出しておく

「使わないモノが部屋にあると邪魔でしょう。これが、家庭内の不要物やありすぎるモノの『見える化』です。毎日、目にすることで『こういうものは今はいらない』ということを意識づけ、買い物時に思いとどまることができます」

 

【4】冷蔵庫の中身を写真に撮って、家族で共有する

冷蔵庫は賞味期限切れ品や、商品のダブリが多い場所。「今はスマホで簡単に写真が撮れますから、ママが毎日、ストック状況を撮影。それを自分だけでなく家族全員に送ることで、二重買いなどのリスクを防げます」

 

【5】スーパーでの買い物は、レジ前でなぜその商品をかごに入れたか自問し、答えられなかったものは買わない

「これは買い物かごの『見える化』。緊急性のないモノは基本的に買わないように」

 

財布に1カ月分のレシートをためてみると、こんなに買い物をしているのかと驚くはず。家計の無駄を目で実感することが、支出抑制の第1歩!