image「家電は壊れるまで使いたい、動くのに買い換えるのは、なんだか申し訳ない……それが美徳と考える日本人は多いものです。でも、家電の種類によっては、買い替えたほうが絶対にお得になることがあるんです」

 

こう言うのは、家電業界で働いたこともある漫画家の、るかぽんさん。消費電力や機能面が急速に進歩したことにより、壊れていなくても買い替えたほうが安く済むというケースが少なくないというのだ。家電の種類別に、新しい「家電寿命」をるかぽんさんに聞いた。

 

○冷蔵庫

「冷蔵庫は’01年ごろのモデルで、世代交代が起きました。冷やす機能も向上し、何よりも省電力化が進んだんです。その結果、’01年以前のモデルであれば、買い替えをぜひおすすめします」

 

○洗濯機

「大きな変化は、ドラム式の台頭でしょう。また最近の洗濯機は、省電力化も進んでいますが、何より節水の面で大きく進歩しています。明らかにムダが多いと思われる’97年以前のモデルを使っているのなら、買い替えたほうがいいでしょう」

 

○掃除機

「’07年に『ダイソン』ブームが起こり、国内メーカーもサイクロン式掃除機に次々と参入しました。またデザインも進歩し、オシャレな掃除機が急速に増えました。ただ、すごくお得というわけではありません。’07年以前のモデルで音の静かさと吸引力に不満を感じているなら、買い替えてもいいでしょう」

 

○炊飯器

「この数年で電気代に変化はありませんが、’08年以降、IH炊飯器、さらに圧力IH炊飯器が主流になり、よりおいしく炊けるようになったのです。一般的な炊飯器の寿命は、7〜8.5年と意外に短いです。古い炊飯器はご飯の味にも影響するので、ご飯がおいしくないと思ったら、古い炊飯器が原因かも、と考えてみては」

 

○エアコン

「省電力化が進み、同等の機種でも年間の電気代に1万円以上の差が出ることもあります。また’04年以降は、自動で掃除してくれるなど、付加機能がつき始めました。その意味でも、’03年以前のものなら買い替えを。逆に’07年以降のモデルは、買い替えのメリットはあまりありません」

 

○テレビ

「液晶テレビも’07年以降に進歩し、電気代はそれまでのものの約半分になりました。とはいえ、それほど電気代に影響しない家電なので、そこを気にして買い換えるのは現実的ではありません。重要なのは、画像の美しさや、機器との接続のしやすさなどが格段に進歩している点。画面上のテロップ文字の見やすさは明らかに違います」

 

○パソコン

「’09年ごろまでのウィンドウズXP搭載のパソコンは買い換えるべき。サポート期間が切れているのに、パソコンに詳しくない人がXPを使っていると、セキュリティの面で大きな危険があります。個人情報を守ることは、広い意味での節約でもありますから」

 

一度、自分の周囲の家電状況を点検してみよう!

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