「史上初の1等賞金10億円と聞いて、初めてBIGを買おうという中高年の主婦が多かったですね。ビギナーズラックと言うんですか、当せんした方は、あの主婦の方たちの中にいるんじゃないかと思ってしまいます」

 

こう話すのは、1等10億円が出た東京都『宝くじロトハウス吉祥寺駅北口前店』の売り場マネージャー・大塚文彦さん。BIGは通常最高6億円が当たるサッカーくじ。11月10〜23日に販売した第662回に限り、最高当せん額を10億円に設定すると、売り上げは通常の4倍、なんと9本の10億円長者が誕生した。

 

今回の売り上げ比率はおおよそネット45%、コンビニ30%、販売店25%。にもかかわらず5本が販売店から飛び出した。その売場は、前出・吉祥寺のほか、浅草寺に通じる参道の入口にある東京都『浅草第一屋ビル宝くじセンター』。岐阜県『恵那バロー宝くじセンター』、静岡県『マスミ』、そして兵庫県・山陽電鉄姫路駅内にある『山陽姫路売店』からも、10億円が出た!

 

「来年の大河ドラマ『軍師官兵衛』の主人公・黒田官兵衛は姫路城代の長男。先日、主役の岡田准一さんがロケに来て、地元は大騒ぎ。その熱気が10億円を招いた気がします」(売り場担当・角谷徹さん)

 

ジャンボ宝くじでも『天地人』では福島県会津、『龍馬伝』では京都、高知の売り場から億が出て「大河ドラマの舞台になると億が出る」と話題になっていた。その“伝説”の法則がBIGでも!

 

販売元の日本スポーツ振興センターでは、来年3月までにもう一度10億円BIGの開催を検討している。つぎはあなたが10億円長者かも!

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