「サッカーの今年のJリーグの開幕試合(3月1〜2日開催)に合わせ、通常は最高1等6億円のところを、1口300円および当せん確率は変わらずに、1等が最高で10億2円(3の倍数であることが条件のため、端数が生じる)になります」(発売元・日本スポーツ振興センター)

 

昨年11月に実地され話題となった『BIGいまだけ1等10億円』が再び3月1日正午(販売店の場合)まで発売中だ。

 

BIGはコンピュータが自動的に選ぶので、サッカーを知らない人でも不公平なく購入できることが特長とされてきた。しかしじつは〈ホームチーム90分勝ち〉の1、〈ホームチーム90分負け〉の2、〈引き分けそのほか〉の0、の出方には大きな偏りがあるのだ。Jリーグの開幕戦がBIGの対象になった’07年からの1・0・2の出目数は、平均すると1が7つ、0が3つ、2が4つ。どうしてこんな極端な差が?toto公式予想サイト『toto ONE』の青山知雄編集者はこう話す。

 

「サッカーの試合がホームチームに有利になっているからです。まずサポーターの声援の後押しで、やりやすい雰囲気で試合ができる。芝の長さなどなれたグラウンドでのプレー。移動の負担も少ないし……。そういった理由で欧州のトップチームなら、ホームではほとんど負けません。Jリーグは実力が拮抗しているので、それほど極端ではないにせよ、やはりホームチームが勝つ確率が高い。だから1が多くなるんです」

 

つまり「1が7つ以上」の組み合わせをもったくじを数多く手に入れることで、当たる確率が高くなることがおわかりだろう。ではどうしたら、いいのか?

 

「楽しめるのは、1が7つ以上の出目が出るまで根気よく買う“1口買い”ですよ。行列ができる人気販売店では、『1口だけ』といった悠長な買い方は大変ですから、気軽に買えるコンビニの店頭端末機がいい。毎日いろんなコンビニに立ち寄っては、1口ずつ買っていく。そして1が多い出目を手にしたらそこでやめる。投資額の節約にもなるはずです」(青山さん)

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