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「風水では財運は光沢のあるものを目印にやってくるとされます。売り場周辺にある石像を磨くことは、まさに財運を招く行為なんです」(風水建築家の山下剛さん)

 

7月31日まで発売中の「サマージャンボ宝くじ」。山下さんの言葉を裏付けるように、じつは「石像」をぴかぴかに磨いたら億がきたという売り場は、全国にたくさんある。そこで、ぴかぴか「石像」が億を招いた売り場を紹介!

 

千葉県「船橋東武チャンスセンター」

売り場の歩道には高さ1メートルほどのぴかぴかの「交通安全の像」がある。石像は船橋市のものだが、’10年夏、石像が排気ガスなどで真っ黒になっているのに気づいた店長が、「毎日、販売員と目が合う石像がこのままでは運気がよくないのでは?」と思い、ブラシで丁寧にこすったところ、見違えるほどきれいになった。

 

「すると、’06年年末1等3億円から4年間ぱったり億が止まっていたのですが、『夏・キラキラくじ』で1億円が。石像磨きの御利益と販売員たちの間で評判になり、それ以降、ジャンボの発売前には販売員総出で磨き上げてるんですよ」(中島為久雄店長)

 

富山県「太郎丸チャンスセンター」

8年前の初夏、売り場脇にあるすっかり黒くなった大きな布袋さまの石像を「これでは気の毒」と販売員の1人が布で拭いたところ、その年のサマー2等1億円(売り場初の億)が出た。その後、出るわ出るわ12人の億万長者(総額20億円)が誕生し、いまでは富山県一の人気売り場になった。

 

「磨き始めたのが夏の初めだったせいか、12人中7人がサマーで大当たり。今年のサマーも期待しています」(田口淳店長)

 

愛媛県「竹村商店」

4年前、タレントの福山雅治が「ここで宝くじを買いました」とブログで紹介したことで有名になった売り場。そのとき、福山もなでていったのが、店頭脇の「黄金の間」に安置された高さ2メートルの巨大大黒様の石像だ。もともと雲母が混じっているため光沢がよく、さらにそれを毎日磨いている。

 

「よく覚えているのは、大黒像を安置した年の年末ジャンボ2等1億円を当てた男性。150枚買った中に大当たりがあったんですが、あの巨大大黒さまのおかげだとおっしゃっていました」(竹村敬司社長)

 

栃木県「宇都宮カルナチャンスセンター」

店頭にあるのは、背丈50センチほど、台座を入れると1メートル以上もある立派な猫のタマちゃん像。’01〜’02年2年連続3億円が出て話題になったが、その後、億が出ないことに当時の店長が一大決心。’05年に設置した石像だ。

 

「タマちゃんを設置した翌年、ドリーム、サマーと連続2等1億円。3年ほど前から、販売員がタマちゃんの衣装を製作し、季節に合わせ着替えさせ始めたら、’13年12月にロトで1等8億円が出て。タマちゃんの御利益は本物です」(大塚正明店長)

 

前出の山下さんは、自宅の石像なども磨けば御利益があると語る。

 

「家庭では玄関が財運の入口。ここに石像や陶器の置物をぴかぴかに磨いて置いておくのが基本です。玄関のドアノブを磨いておくだけでも効果があります」

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