サラリーマンなのに258日毎日パンダを撮る男「だらけっぷりに萌え」

いま、全国のパンダ好きのみならず、動物園の職員までが夢中になっているブログ「毎日パンダ」(http://mainichi-panda.jp)。上野動物園のジャイアントパンダ、シンシン(6歳・メス)とリーリー(6歳・オス)の様子をなんと毎日アップしているのだ。作者の高氏貴博さん(34歳・埼玉県さいたま市在住)は、会社勤めのサラリーマン。なんでまた、そんなことをしているのか、本人に直接聞いてみた。まずは1番の疑問。そんなに毎日動物園へ行って、仕事はちゃんとしてるんですか?

「はい(笑)。僕はウェブデザイナーですから、締切りさえ守れば大丈夫なんです。会社は上野動物園から2キロの距離なので、出勤前や昼休み、打ち合わせの帰りなどに、動物園に寄っています。その分は残業してますよ(笑)」

なんでまたパンダブログを?

「始まりは偶然でした。去年の8月、動物園のそばで打ち合わせがあったときに、ついでに寄ってみたんです。そこで年間パスポートの存在を知ったのですが、わずか2千400円! 大人の入場料は600円ですから、あまりのお得感に、ついパスを買ってしまったことが、動物園通いのきっかけです。その日、大勢の観客のなかにあって、まったく人目を気にしないパンダの”だらけっぷりのよさ”に惚れてしまいました。それからは雪の日も台風の日も、毎日欠かさず通っています。パンダ以外の動物はいっさい撮りません」

最後に、パンダ見物に最適な時間帯を教えてください。

「暴風雨の日はほとんど誰もいないので、撮りほうだいです(笑)。平日の午前9時半から10時半、また16時から16時45分(展示終了時間)もすいているのでおすすめですよ」

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