草食系の若者より肉体派!「運動系80代」の生きざま

9月17日は敬老の日。人口の24%が65歳以上という『超高齢社会』のニッポンだからこそ、高齢者ご自身にもお元気でいていただかねば! というわけで、草食系の若者よりよっぽど見事なボディと強靭な精神をたたえる「運動系80代」をご紹介しよう。


【静岡県代表 砲丸投げで日本シニア界に敵ナシ!】

長谷川亀次さん89歳(171センチ・65キロ)。現在でも8メートル以上の距離を投げ、80歳以上では向かうところ敵ナシという亀次さん。砲丸投げを始めたのは61歳のとき。それまでは短距離走者として活躍していたが「脚力が弱くなってきても腕力には自信があったので、砲丸に転向しました。始めた年から毎年全日本マスターズに出場し、アジア大会にも出ましたよ」。ちなみに亀次さんは老舗緑茶製造販売店の3代目。毎日飲む、上質の緑茶も健康の秘訣なのだ。

【山口県代表 パワーリフティングで60キロをひょいっ!】

國弘アイ子さん85歳(151センチ・53キロ)。自分の体重より重いバーベルを軽々と持ち上げるアイ子さんがパワーリフティングを始めたのは、60歳のとき。経営していた旅館を廃業し、看護師として働く体力をつけるためだった。63歳で初出場した県大会では全年齢で準優勝。65歳のときには全日本マスターズ60代の部で優勝を果たした。今では、どの大会に出てもすべて優勝だ。なぜなら、70歳以上のパワーリフターは、日本にアイ子さんしかいないからである。何歳まで続けたいかと聞いてみると、「棺おけに片足を突っ込むまで。ハッハッハ!」。

【埼玉県代表 棒高跳びで目指すは世界一!】

藤田光義さん88歳(168センチ・57キロ)。「3年前の世界マスターズでは銀メダルでした。現在85歳の日本記録は2メートル5で、私の記録は2メートル。世界記録も射程内です!」と豪語する光義さんが、棒高跳びに目覚めたのはなんと80歳のとき。15年前に他界した妻の遺言がきっかけだ。「『スポーツで何か目立つことをしなさい』という遺言でね。天井を見つめて何が目立つかを考えていたら、ひらめいた。天井まで飛べるやつがいい! とね」。

目指すは90歳での世界記録だ。

【東京都代表 マラソンで地球2周分走破!】

桜井茂雄さん83歳(157センチ・57キロ)。「走り始めたのはダイエットのため。タバコをやめたら太っちゃってね。53歳でマラソンを始めてから今まで、練習を入れて約8万キロを走りました。完走したフルマラソンは201回です」と語る茂雄さん。10年前に心臓の手術を受けペースメーカーを入れたが、マラソンをやめようとは思わなかった。「これで安心して走れると、喜んだくらいですよ!」。

【熊本県代表 剣道でこの道一筋78年!】

緒方仁司さん86歳(167センチ・57キロ)。「生涯、剣道」を心に掲げる仁司さんは、小学3年生で剣道を始め、その後の学生時代も国家公務員時代にも、剣を置くことはなかった。25年間挑戦し続けた八段の審査会に合格したのは、80歳のとき。30回目のチャレンジだった。現在、80歳以上の八段は仁司さんただひとりだ。朝食にはラッキョとニンニク。バナナと蜂蜜入りヨーグルトも必須。毎日2リットルの水を飲み、今も週5~6回の稽古を欠かさない。「できることなら、100歳まで続けていきたいですね」。

【神奈川県代表 ウインドサーフィンで最高齢カップル】

松本正孝さん83歳(160センチ・42キロ)&松本美奈子さん80歳(146センチ・45キロ)。もともと海好きの夫妻がウインドサーフィンを始めたのは30年ほど前。好きが高じて海沿いの町・藤沢に家を建てた。今では年に3回2人でサイパンに出掛け、1週間サーフィン三昧の日を送る仲よし夫婦だ。「他人と競うのが苦手で大会には出ませんが、もともと”鍛錬魔”なんですよ」と語る美奈子さんは、現役の書道講師。元教師の正孝さんは「したいことをして生きておるだけです」と笑った。

 

 

 

 

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