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アイドルやお笑い芸人、子役など今はどの世界も群雄割拠の時代です。それはゆるキャラ界も同じ事。しかし、そんな戦国時代のゆるキャラ界を一歩も二歩もリードする存在、それが『くまモン』です!

1万3千部売上げと大ヒット中の写真集『くまモンと一緒!~6泊7日のサプライズ旅行~』(扶桑社刊)。くまモンの人気を探るべく、この写真集のサイン会イベントに集まったおよそ100人のくまモンファンを対象にアンケートを行って来ました。
 

【くまモンのどこが好き?(複数回答あり)】

1位、カワイイ見た目:42票

2位、機敏でカワイイ動き方:38票

3位、やんちゃなところ:17票

4位、一生懸命な性格:11票

5位、熊本県のPRを全力でしている:7票

6位、女性心をくすぐるデザイン:5票

7位、すべて:4票

8位、見ていると優しく幸せな気持ちになれる:3票

コミカルで笑っちゃう:3票

10位、突拍子もないパフォーマンス:2票

ゆるさ:2票

癒される:2票

ふわっとした雰囲気:2票

憎めないところ:2票

人間味があって、喜怒哀楽が伝わる:2票

 

(以下1票)

・フットワークの軽さ

・もともとクマが好き

・子どもがすごく好き

・しっぽがお手玉みたいでかわいい

・YouTubeで見て

・他のゆるキャラにない魅力

・黒くてまんまるなところ

・体のライン

・死んだ目

・ツイッターが面白い

・動きがキレキレでゆるくないところ

・視線が伝わってくる

 

■“くまモンの魅力とは?”

圧倒的に多かったのが『可愛らしい見た目』『機敏でカワイイ動き』という回答でした。確かに1度でも見たら忘れないくまモンの見た目と、小さい手足を一生懸命動かす仕草は『カワイイ~』と言わざるを得ません。他にも、『見ているだけで幸せになれる』『気持ちが安らぐ、癒される』『ゆるくないところ』『死んだ目(笑)』など、みなさん思い思いにくまモンの魅力を語ってくれました。

くまモンは熊本県の宣伝部長として、日夜熊本県の魅力をアピールしています。では実際にそのPRは効果が出ているのかを聞いてみることに。

 

【くまモンを知って熊本県に対して興味を持ちましたか?】

・熊本を気にするようになった(女性・50代・宮城県)

・熊本グッズをたくさん買うようになった(女性・50代・千葉県)

・熊本県産の物を買うようになって、身近に感じるようになった(女子・30代・千葉県)

・熊本県にはいろいろな名所や観光スポットがあることを知った(女性・10代・長野県)

・くまモンカレンダーに写っているところに全て行った(女性・20代・神奈川県)

・くまモングッズを買いに物産展に行ったが、食品も美味しそうだったのでたくさん買った(女性・40代・神奈川県)

・くまモンに会えると思って行ってみたら会えなかったので寂しかった。また行きたい(女性・40代・静岡県)

・くまモンの写真集を見て熊本の温泉に旅行しに行った(女性・40代・東京都)

・くまモンの写真集をガイド本として馬刺しを食べたり、熊本城に行った(女性・30代・愛媛県)

・くまモンと出会ってから熊本へ2回行った(女性・50代・東京都)

・九州が近く感じるようになった、熊本の食べ物をもっと知りたい(女性・50代・東京都)

・いままでの九州のイメージは野球選手がキャンプをするイメージだったが、熊本県に遊びに行きたくなった(女性・30代・神奈川  県)

・九州に対する男らしいイメージが柔らかいイメージに変わった(男性・30代・埼玉県)

・九州全体を知るようになった(女性・20代・東京都)

・そこまで興味はなかったが、行ってみたいと思うようになった(女性・40代・北海道)

・スーパーに行ったら熊本県産の物を買うようになった(女性・40代・東京都)

・吉祥寺のアンテナショップでくまモングッズと熊本ラーメンを食べた(女性・50代・岩手県)

・行ったことはないが、熊本県について詳しくなった。行ってみたい(女性・30代・東京都)

・都内の熊本館にグッズを買いに行った(女性・40代・神奈川県)

・私は熊本県出身ですが、くまモンのことをよく聞かれるようになったし、熊本県自体の知名度があがった(女性・20代・熊本県)

・足を向けるようになった(女性・40代・東京都)

・熊本県に対して興味を持つようになった(女性・30代・東京都)

・熊本県に詳しくなった。今や会社でも熊本弁を使う。まだ行ったことはないので今年こそ行きたい(女性・20代・滋賀県)

・熊本県の物産展に行くようになった(女性・30代・埼玉県)

・競馬が好きなので、馬を食べる県は好きではなかったが今は熊本県が大好きになった(女性・40代・埼玉県)

・実際に住もうと思っている(女性・50代・東京都)

 

■“くまモンの影響力”

全体の9割以上の方が「くまモンを知って熊本県に興味を持った」と回答。

また、くまモンが熊本県にもたらす経済効果もものすごい!熊本県くまもとブランド推進課の若杉さんはこう語ります。「くまモン関連のグッズの売上げ調査ではが、平成24年度上半期だけで118億円以上にも上りました。これは前年1年間の売上25億円比を90億円も上回っており、くまモンの影響力には正直驚いています」

しかし、その一方で“自分の出身県のゆるキャラを知っていますか?”と聞くと半数以上の人が答えられませんでした。なかには『自分の県にもいるの?』という人も。

単なる癒しや可愛らしさだけで終わらない存在になっている『ゆるキャラ』。自分の出身県にも必ず、PRを頑張っているキャラクターがいるはず。みなさんも一度調べてみてはどうでしょうか。

 

最後に、くまモンは以前新聞の取材で“くまモンのライバルは?”と聞かれこう答えています――。「自分だモン!」

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 (撮影/鈴木鍵一)

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