「勉強方法に正解なんてないと思うんですよ。そんなものあったら全員、東大受かってるでしょ。え、あるの?」

高校生のための通信教育講座・Z会のCM「秀才のぼやき」篇。ブツブツ言ってる秀才キャラが「ちょっとウザいけど気になる」と人気だ。

 

「生まれつき、並み外れた才能のある『天才』ではなく、努力の賜物である『秀才』で、負けず嫌いな高校生。でも、近寄りがたい感じではなく、どこのクラスにもひとりはいそうな、身近な存在を狙いました」(CM制作担当者)

 

ユーモラスで嫌みのない“秀才のぼやき”を通じて、高校生にZ会の通信教育のよさを伝えたかったのだという。気になる秀才キャラを演じているのは、お笑いコンビ・ラブレターズの溜口佑太朗(28)。劇団『拙者ムニエル』で俳優としても活躍している。

 

「高校生に交じってオーディションを受けたので、”場違い感”がたまらなかった(笑)。昔はコントでもこういうキャラクターをやっていたのですが、回を重ねるごとにリアリティが出てきたようで、相方に『笑えなくなってきた』を言われ、ずっと封印していたんです。撮影中は、いつえらい人に怒られるかとビクビクしましたが、笑ってくれたので助かりました(笑)」(溜口)

 

毎回アドリブを入れたため、撮影したものはすべて違う作品に仕上がったそう。「期待以上の演技だった」とスタッフからは大好評だが……。

 

「周囲の反響は賛否両論ですが『気持ち悪い』とか『イライラする』とか、多少“否”が多めです(笑)。僕のことを知らない人は、本当にこういうキャラクターだと思ったようで、会ってガッカリされることも……」(溜口)

 

そして「このコの受験結果が気になる!」とも。続編で結果発表されることに期待!

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