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早くもピクサー史上最高傑作との呼び声高いアニメーション映画『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)。見た人の頭の中でもヨロコビとカナシミが大活躍する、そんな素敵な作品だ。

 

監督・原案・脚本を務めたのはピート・ドクター。’90年、ピクサーに3人目のアニメーターとして参加、非凡な才能を見せ続ける。監督作品には『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』がある。じつは、『インサイド・ヘッド』の登場人物・ライリーのモデルは彼の娘だった。

 

「僕の娘が成長する過程で、少しずつ何かが変わっていくのを見たのが作品の出発点なんだ。子供があたかも誰かほかの人になっていくように成長する姿を見ることはとても悲しいけど、同時にうれしくもある。それは複雑な人生の真実だね」(ピート・以下同)

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ピートの娘は『カールじいさんの空飛ぶ家』で少女時代のエリーの声を演じていた。キャラクター同様、快活で想像力豊かな女の子だったが、11歳になったころ、急に無口になり、不機嫌な姿を見せることになる。そんな誰しもが経験する“成長”を、擬人化した感情の視点で語ったのが今作だ。

 

「彼女は今16歳。見た後に感想を聞いたら、早口でひと言、『フム、いい映画ね、お父さん』だって。もっと情報を引き出したかったんだけどね(笑)」