image

話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回のお題は、19世紀後半にフランスで起こった芸術運動「印象派画家」の美術展だ。

 

最初に行ったのは、東京都美術館で9月19日から開催されている、印象派の代名詞ともいえるモネの展示会。86歳でモネが亡くなるまでの約90点のコレクションが、展示されている。

 

連休中ということで1階は特に混雑していて、ゆっくり見ることはできず。家族の肖像画を見るのが楽しみだったのに残念。2階、3階の人出はそれほどでもなく、説明と一緒に見ることができた。モネといえば『睡蓮』をモチーフとした作品が有名。それを十分に堪能でき満足。

 

晩年は白内障にかかり目が見えづらくなったというモネの、どんどん絵画が抽象的になっていく作風に引かれていった。老いても衰えなかったモネの作品への情熱を強く感じることができた。

 

この感動を残すためにポストカード(各150円)を購入しよう、と思ったら、物販のお店がこれまた大混雑で、会計までまさかの30分待ち……。でも、もう一度ゆっくり来たいと思った。

 

次はぐっとローカル度が高まる練馬区立美術館のシスレー展へ。20日から展示がはじまったシスレーも印象派を語るときの重要人物。そして、モネと同じ絵画の塾で学んだこともあり親しい仲だったそう。今回の展示会では国内コレクション20点が紹介されている。

 

セーヌ河の光景を好んで描いたシスレーの作品が展示された2階から見る。こちらのほうはモネ展よりも来客数が少なく、ゆっくりと見ることができた。

 

色鮮やかなシスレーの作品を堪能したあとは1階へ。ここにはシスレーの絵画スタイルに影響を受けた日本人画家の作品が展示されていた。シスレーの作品と比較しながら、見ていくと楽しい。美術館の入口の前には公園があるなど、地元密着型のつくりにほのぼのした。

 

【めた坊ジャッジ】睡蓮もよかったが、セーヌ河に故郷の紀の川を思い出し涙。今回はシスレーの勝利だ!