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話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、「動物の絵本展示会」対決だ!

 

【ピーターラビット展】Bunkamura ザ・ミュージアム

 

最初に向かったのは東京・渋谷で開催中の「ピーターラビット展」。世界一有名なウサギ、ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念しての展示会。自筆原画や愛用品が約200点展示されており、そのほとんどが日本初公開!

 

そしてオフィシャルサポーターは、おディーンさま。音声ガイドのナレーターを務めており、その声を聴きながら作品を鑑賞することにした。

 

展示会は3章に分けられ、最初に展示されていたのは『ピーターラビットのおはなし』の原点となるウサギの素描。水彩画で表現されるようになったのは少したってからなんだそう。ビアトリクスが、ノエルという少年の家庭教師をしており、ノエル少年にあてて書いた絵手紙が、お話の原点になった。その絵手紙も展示されているので必見。3章ではビアトリクス・ポターの愛用品であるぬいぐるみなどが紹介されていた。

 

原作を読むおディーンさまの英語と低温ボイスに癒されながら、優雅で自然豊かなイギリスの空気感を楽しむことができた。

 

【あべ弘士の動物王国展】ちひろ美術館

 

つぎは東京・練馬区の「あべ弘士の動物王国展へ。こちらは画家・絵本作家いわさきちひろ氏の自宅の一画にある美術館。こちらの企画展では、旭山動物園の元飼育員で、絵本『あらしのよるに』で広く知られるようになったあべ弘士さんのスケッチなどが展示されている。

 

雄大な自然を背景に動物たちの姿がかわいらしい。このちょっととぼけた感じの愛らしいタッチは、年代関係なく楽しめるのでは?

 

圧巻は、あべ氏が祖父の故郷・青森を訪れた際に創作意欲を刺激された「ねぶた祭り」の絵本版が展示されていたこと。色彩豊かに描かれた動物たちが光で照らされ異次元にいるような気分に。本物を堪能していただきたいと思った。

 

【めた坊ジャッジ】どちらも独自の世界観を堪能。今回は、おディーンさまのナビが決め手で、ピーターラビット展の勝利だ!

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