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猛暑が続いているとはいえ、一日中エアコンの効いている部屋に閉じこもっていたくない。そんなときに頼りになるのが“外でも涼める”最新グッズ。そんな「熱中症対策商品」を紹介。

 

気象庁が全国各地に高温注意情報を発令しているさなかの7月18日、東京ビッグサイトでタイミングぴったりの見本市「第4回猛暑対策展」(主催・日本能率協会)がスタート。55社が熱中症から身を守るための最新商品を出展するとあって本誌記者も駆けつけた!

 

午前10時ですでに気温33度。記者はふだんより倍の水分補給をしてから会場入り。ブースの大半は土木、工事現場や警備、配送業者で働く人向けの商品が多かったが、中には日常生活ですぐにでも使いたいグッズが多々あった。

 

【フリーズテック冷却アームカバー】(リベルタ・4,104円)

 

「フリーズテック」は、ナイロン素材の裏地にキシリトールを配合した特殊なプリント繊維が施されている“魔法”の素材。水分に反応して生地の温度が4.5度も下がるという。長袖バージョンもあり、暑いときにインナーを着込むという逆転の発想だ!

 

「汗(水分)に反応すると冷たくなる仕組み。ちょっとした買い物や犬の散歩には、冷却アームカバーが便利です。UV効果、防菌、防臭効果もあるので、腕に日焼け止めクリームを塗る手間も省けます。ネットに入れて洗濯機で洗うことも可能です」(PR担当、L-ANDの青島舞友さん)

 

実際、腕に水をかけてこのアームカバーを着けてみると、数秒後には腕がひんやりしてきて、あら不思議。これって汗をかけばかくほど冷えていくの?

 

【ピタバリアクールCAP】(CDシステム・1,980円)

 

6月20日発売の新商品「ピタバリアクールCAP」。特殊なアルミシートを帽子の内側に入れると5~20度の遮熱効果、消臭、抗菌、除湿効果が。

 

「アルミは97%輻射熱(遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱)を遮断します。シートの内側には反射抑制材、さらに消臭、抗菌、除湿効果のある、シリカゲル(乾燥剤)が入った3層構造。どんな帽子にも使えるので、ひとつあれば家族で共有できます」(CDシステムの森努さん)

 

着脱にかかる時間は10秒ほど。子供の通学などに最適かも。

 

【ひんやりシャツシャワー】(ときわ商会・1,296円~)

 

「ひんやりシャツシャワー」を衣類にシュッシュッと噴射すれば30~60分も冷涼感を持続。ミントとアルコールなどを配合した独自の成分でひんやり感が得られる。

 

そこで会場を出て、炎天下でシャツ、ズボン、靴下に吹きかけて実験してみた。シュッシュッと衣類に噴射した数秒後、全身にジワジワと冷たい肌触りが。「ぎゃ~」とあまりの快適さに絶叫! でも服に触れている部分だけが涼しいというのはちょっとヘンな感覚。

 

「ひんやり感と同時に、衣類に着いた汗のニオイを95%以上消臭でき、加齢臭も消臭できます」(ときわ商会の熊崎勝巳さん)

 

まだ1カ月以上続くと思われる猛暑。熱中症対策グッズを上手に使って無事に夏を乗り切ろう!

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