誰でも自作のLINEスタンプを販売できる「LINEクリエイターズマーケット」。実は今、スタンプ市場がさらに盛り上がっているそう!
「LINEクリエイターズマーケットでのスタンプ販売が始まって、昨年5周年を迎えました。売り上げ上位クリエイター10人の平均累計販売額は約7億7,000万円にのぼります」(LINEスタンプ事業本部・大島遥平さん)
若者中心かと思いきや、課金するのは40代以上が多いのだとか。そこで、主婦クリエイターの生の声を聞いちゃいました!
【スタンプクリエイター・キキぷりさん】絵初心者のキャラが全国でグッズ販売!
――LINEスタンプを作り始めたきっかけは?
「’14年に会社を退職し、専業主婦になったときに、クリエイターズスタンプの開始を知り、作ってみようと。退職と、サービス開始のタイミングが同時期でなかったら、スタンプを作っていなかったかもしれません(笑)」
――かわいらしいイラストですが、元々絵を描くのは得意だったんですか?
「スタンプを作るにあたり初めてイラストを描き始めました。最初はペンタブも持っていなかったので、マウスで描いていました。『はな子』はスタンプを作り始めて1年後、なんとなく生まれました(笑)。前髪が短いおかっぱは、私の好きな髪形です」
――現在販売スタンプ数は約140セット。作る際に心がけていることを教えてください。
「言葉は使いやすいもの、文字は大きくはっきりと。スタンプを送信する側、受信する側双方にクスッとしていただけたらうれしいです」
――クリエイターになってからうれしかったことを教えてください。
「はな子がぬいぐるみになったことですね。昨年9月、東京駅で初めて店頭販売をしたときは、名古屋から行きました。実際に自分でも買い物カゴに入れ買い物をしました(笑)。そのときに女子高生の「お母さんがはな子好きだから買って帰ろうかな」という話し声が聞こえたときはとてもうれしかったです。各地のお店に、こそっと見に行ってます(笑)」
現在、全国のキデイランドなどでグッズ販売中です!
「女性自身」2020年4月7日号 掲載