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「夫がテレワークになって家にいるので、照明やテレビの使用が増えて……。電気代が経費で落ちるわけでもないし、思わぬ出費に困っています」

 

そう嘆くのは40代の専業主婦。新型コロナウイルスで生活が変化したことにより、電気代が激増しているのだという。

 

電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」によると、緊急事態宣言が発出された4月7日の前後3日間を比較したところ、テレワーク時間帯(午前9時~午後6時)の電気使用量が急増。1カ月の電気代に換算すると、3,493円ものアップになるという。

 

家庭の省エネエキスパート検定資格を持つ、節約アドバイザーの丸山晴美さんは、「エアコンを稼働していない時期のデータですから、今のほうが電気代がかさんでいる可能性もあります」と語る。

 

「夏の電気代の約58%を占めるのはエアコンによる冷房です。しかし、無理して冷房を止めてガマンすると、熱中症の危険があるので注意が必要です。エアコンは部屋を冷やすまでに最も電気を使いますが、1時間以上その部屋を空けるのなら、こまめに消したほうが冷房を使用するシーズン(112日)で約510円の節電になります。エアコンの次に電気代を使うのが冷蔵庫です」(丸山さん・以下同)

 

今年の夏は、記録的な猛暑がくるともいわれている。

 

「今年の夏は、家計には厳しい夏になりそう。創意工夫で、少しでも節電を心がけましょう」

 

「女性自身」2020年7月14日号 掲載

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