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「2020年は、『大変革の年になる』と予想しましたが、まさかそれがコロナのことだったとは……。実はこの大変革、第一ステージがまだ始まったばかり。つまり、2021年も時代の変革期の真っ只中なんです」

 

そう語るのは、人気占い師の水晶玉子さん。水晶さんといえば、ゲッターズ飯田さんが、「唯一尊敬する占い師」と絶賛し、バラエティ番組などでタレントの結婚や運勢をズバリ言い当てることでも注目を集めている。

 

そんな水晶さんが、2021年がどんな年になるかを教えてくれた。

 

「私たちが歴史の授業で学んだ、天下分け目の関ヶ原の戦いが起きたのは1600年。『庚子(かのえね)』の年でした。2020年もこれと同じ庚子の年でした」

 

関ヶ原の戦いのあと、江戸幕府が開かれたのは、3年後の1603年。さらに、これに敗れた豊臣家が滅びるのは1615年だった。

 

「15年という歳月をかけて、時代は大きく変化し江戸時代に突入しました。私たちがいま生きている世界も、それくらいの時間をかけるほどの大きな変化が起きようとしているのです。だから、2021年の辛丑(かのとうし)の年も、まだまだ変革がはじまったばかりの地点にいるということをしっかり認識しましょう」

 

年末~新年1月3日までは、要注意の期間だという。

 

「オリエンタル占星術では『七曜陵逼(しちようりょうひつ)』といって、すべての人の運気に波乱を呼び込みやすい危険な時期。普段ならしない無謀な行動をとってしまいがちです。2020年は前代未聞と言ってもいいくらいにこの期間が長かったのですが、最終的にどう乗り越えられるかで、2021年の運気が決まります」

 

2021年は、「オリエンタル占星術」でいうと、「觜宿(ししゅく)」の年になる。

 

「觜宿は、言葉が力を持つ年。思いや考えはしっかり発信することが大事です。人と人をつなぐのも“言葉”です。また『觜』の字は、鹿の角を意味します。この“角”のように、私たちもアンテナを立てて、情報をキャッチし、その受け取った情報をしっかりと精査することが必要です。また、『觜』は、声や音も表します。新たなジャンルの音楽が誕生したり、声優さんが活躍したり、言葉に力のある芸人さんが人気になりそうです。通信やインフラ、AIの開発、技術が進むので、デジタル機器や家電などの新たな技術が普及して、暮らしを大きく変えるかもしれません。場所も、未来を感じさせてくれるところが流行しそうです。AIや通信機械の進歩で、地方にいても在宅ワークが当たり前となり、都会から地方への移住もさらに増えそうです」

 

あらゆるものが、古い様式、体質から“脱皮”していく年。なくなるものもあれば、決してなくしてはいけないと大切なものに気付くこともあるという。

 

「この変化が落ち着くのはまだ先で、2021年は世の中の細かいところがいろいろ変わりそう。さらに2024年の辰年には、かなり世界は変わっているでしょう。2021年はそこに到達するまでの“つなげる”1年。変化を恐れないで。生きることは変わっていくことです。そのときに『頑張ってきてよかった』と思えるように、日々を生きていきましょう」

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