■布団の掃除機掛けはNG!?
【「布団」顔周りはダニのベッドタウン 】
布団のなかでも頭皮や脂や唾液で汚れやすい顔の近辺に、ダニは多く集まる。布団を洗うのがいちばんだが、難しい場合は顔近辺の布団の上にバスタオルをかけピン留めし、タオルを定期的に洗濯しよう。布団内の湿気を取るため、週に1度は天日干しや、布団乾燥機にかけたい。
《布団たたきは逆効果》
暗いところが大好きなダニはふだんは布団の中に潜んでいるが、たたくことでダニやダニのフンが表面に飛び出し、布団表面のアレルゲン量が増えてしまう。
《粘着ローラーで表面のダニを吸着》
布団の中にいるダニは掃除機で吸いきれないが、無理に吸い出す必要もない。布団の表面にあるダニの死骸やフンを粘着ローラーできれいにしよう。その際、布団が波打たないよう、手前に布団を引っ張りながら粘着ローラーを前に押し出すのがポイント。
【「畳」ダニの産卵場所 】
畳の裏や目の中はダニが集まりやすく、産卵されやすい場所の一つ。毎日の掃除はダニを吸い込める掃除機で。さらに、月に1度エタノールを含ませた布で拭くとカビの発生やダニを減らすことができる。掃除機がけ、拭き掃除は畳の目に沿ってゆっくり動かすのがポイント。
梅雨の間に、ダニを退治して快適な暮らしを送ろう!