■千両ならぬ「億万両なす」の大看板を掲げて7億円
同じく’16年オータムで1等5億円が出ている東京都「亀戸駅北口売場」(江東区亀戸5-1)。
「亀戸といえば亀戸大根。この大根の特徴は矢のように先がとがっていること。そこで1等の的に当たる矢に見立てて、ぬいぐるみを作って置き、くじを買うお客さんのゲン担ぎにしてもらっています。先日も年配の男性が小学生の孫と買いに来て、孫が選んだくじが1,000万円大当たり。果物持参で報告にいらしてうれしかったです」(大塚礼子店長)
大阪府の名産・河内れんこんは、穴から先が見通せる縁起物。’19年サマー1等7億円が出た大阪府「磯上チャンスセンター」(岸和田市磯上町4-7-7)では、巨大れんこんのぬいぐるみで億招き。
「コロナで先が見通せない中、地元の河内れんこんにあやかって、先が見通せる大当たりを狙います」(販売員・常盤利香さん)
岡山県の名産は千両なす。地元の「藤田ダイキチャンスセンター」(岡山市南区藤田560-236)では、
「なすを切ると断面が小判形になるんです。これが大判小判だったら大金持ちということから、その名がついたと聞きます。これは宝くじにぴったりということで、千両ならぬ『億万両なす』と命名し、大看板を掲げたところ’16年サマー1等7億円。本当にびっくりしました」(安楽誠店長)
最後は、’17年年末1等10億円が出た福岡県「穂波イオンチャンスセンター」(飯塚市枝国666-48)。
「’04年に、店名にちなんで、稲穂が描かれた巨大な5円玉を店頭にかけたところ、2年連続ジャンボ1等が。その後も億が出続けています。くじでこれをこすったら1万円が当たったなど、お客さんからの小当たり報告もたくさん届いていますよ」(有田正昭店長)
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