上の階の騒音に悩む女性(写真:yamasan/イメージマート) 画像を見る

コロナ禍によって”おうち時間”が増えた昨今。近隣の生活音などにイライラしてしまうといった経験した人も少なくないはず。なかには隣人とトラブルにまで発展するケースも。11月中旬にも東京・杉並区のアパートで、住人の男が隣人を刺し「天井を叩くような音で嫌がらせを受けた」と供述した事件が起きたばかり。

 

そこで女性自身では、今までにそんな“ヤバい隣人”についてのアンケートを行った。回答したのは男女107人。(回答期間:11月15日~11月25日・WEBアンケート)

 

まず、いままでに「隣人トラブル」に遭ったことがあるかを聞いてみた。

 

【Q】これまでに「ヤバい隣人」に遭ったことはありますか?

ある 70.1%
ない 29.9%

 

「ヤバい隣人」に遭遇したことがあると回答した人は、なんと7割強という結果に。では具体的にどのような隣人がいたのか、回答を紹介する。

 

「ベランダにトーストを投げ込む人」(40代女性・パート)

「アパートの階段を登っていると、帰ってきたのを確認するかのように玄関のドアを少し開けて覗いてくる人」(20代女性・学生)

「境界標のブロックを自分で動かして自分の敷地を広くしようとする人」(30代女性・会社員)

「お風呂場を覗いてくる人」(40代女性・主婦)

「切った木を敷地内に投げ込んで来た。窓も割れたことがある…」(30代女性・専業主婦)

「ゴミ屋敷 部屋の前から異臭」(40代男性・会社員)

 

「同じアパートに住んでいて、上の子が同い年の仲良くしていたママ友から、ある日手紙が届いて、悪口がたくさん書いてあって、その日を境に自転車のタイヤがナイフで刺されてパンクしていたり、直接文句を言われて、死ねって言われたりした」(40代女性・専業主婦)

 

このように”ヤバい隣人”の迷惑行為は「騒音」「異臭」「侵入」と多岐にわたる。また「小さな物音でも文句を言ってくる」といった“過度なクレーム”に悩まされているという声もあがっていた。

 

「ペットがジャンプしただけで深夜にインターホン押してくる人」(30代女性・専業主婦)

「週一で管理会社へ騒音のクレームを入れる。深夜3時に直接ピンポンを押しにくる。出張で在宅していない時もクレームの連絡を入れてました」(30代男性・会社員)

「普通に生活してるのに下の階の住人がうるさいと怒鳴り込んできた」(40代男性・会社員)

 

では、このような「隣人トラブル」は現在解決しているのだろうか?
こちらもアンケートを実施した。

 

【Q】回答した「隣人トラブル」は現在、解決していますか?

はい 39.3%
いいえ 60.7%

 

「はい」と答えた人は約4割。なんと6割以上の人がトラブル「未解決」のままだというのだ。さらに、「はい」と答えた人のなかでも半数以上が「私が我慢できずに引っ越しました」「相手が引っ越しをしたので解決した」など、自らが諦める形で解決していたことが明らかになった。

 

さらに、「いいえ(解決していない)」と答えた人のなかには「“ヤバい隣人”に注意したところ、さらに迷惑行為が増えた」という意見もあった。

 

「警察に通報したら警官が通報者をその人に教えて逆恨みされ家の近くで大声で威嚇されまし」(20代女性・会社員)

 

時には事件にも発展しかねない”隣人トラブル”。簡単に引っ越しできないからこそ、被害に遭った人が泣き寝入りしなくて済む解決法が見つかることを祈るばかりだ

出典元:

WEB女性自身

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