■年収〜130万円の妻の場合
夫の扶養の範囲内なら年収は130万円未満、勤め先が大企業だと106万円未満に抑えて働くことになるが、果たして貯蓄なんてできるものだろうか?
「収入が少なく運用する元手資金も多くない人は、歩いた歩数に応じて貯金する“歩数貯金”など、日々の暮らしの中でできる“ちりつも節約・貯金”に励みましょう。子どもの独立後は洗濯も1日おきで十分。節電に節水、家事の手間も半減できます。あとはATMの時間外利用なども手数料がかかるので気をつけましょう」
【“歩数貯金”で健康維持との一石二鳥】
「5,000歩歩いた日は500円貯金する」など独自ルールの“歩数貯金”。歩けば歩くほど、お金が貯まり健康になる。
【節水シャワーヘッドに替えて節約を】
30〜50%の節水効果があるシャワーヘッドに替えれば、勢いのある水流で快適バスタイムと節約の一挙両得。
【ATMの利用は手数料を絶対に回避】
超低金利時代は、預けて受け取る利息より支払う手数料が多くなりがち。銀行は手数料のかからない時間帯に。
【電化製品のプラグを小まめに抜く】
地球にやさしい節電は節約の基本! 使っていない電化製品のプラグをこまめに抜けば、年約6,000円の節約に。
【子どもが独立したら洗濯は1日おきに】
「洗濯は毎日する」先入観よ、さようなら。夫婦2人なら洗濯は1日おきで、節水・節電、そして手間も半減。
読者世代には苦手な人も多い「デジタル」も、これを機に活用したいところ。
【スマホアプリのお得なクーポンをチェック】
昔はチラシ、いまはスマホアプリ。デジタルに慣れて、割引クーポンを使い倒そう。
【ネットショップでもアウトレットを活用】
「ネット通販なら安い」とは限らない。ネットショップもアウトレットを活用しよう。
「ハードルを感じるのは最初だけ。慣れてしまえば、スマホのクーポンアプリやネット通販も、チラシのクーポンや実店舗での買い物と同じことですよ」
この収入だと1カ月がんばって節約しても、大きな金額にはならないかもしれないが、翌月からは、浮いた分と同額を先取り貯蓄に回すことで、貯蓄に向けた大きな一歩となる。