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食品や日用品の値上げラッシュが続いても、日々の生活に欠かせないスーパーやコンビニ。お昼時や帰宅時間など混雑する時間帯には、会計レジに行列ができることも少なくない。そんななか、SNSではレジ前での“ある体験”に共感が集まっている。

 

発端はとあるTwitterユーザーの呟き。会計レジで順番待ちをしていたら、後ろに並んだ人が距離を縮めてきたというのだ。数歩前に進んでも近づいてきて息がかかるほどだったため、後ろに下がってもらうようお願いしたと綴っている。しかしそのような声掛けは、「失礼だったのでは」と心配にもなったという。

 

この投稿は現在までに3700件以上リツイートされ、500件以上寄せられたコメントの中には「わかる!」と共感する声が相次いでいる(14日17時現在)。後方から近づかれることで相手のカートや買い物かごが体にあたることもあり、近距離で並ばれることにストレスを感じる人も多いようだ。

 

《ものすごく分かります。レジをしている最中に距離を詰めててくるので、避けると、お会計代わりにしてくれるの?ってところまで前に来ます》
《まさにさっきスーパーで、後ろのお婆さんが私の背後にぴったり並び、押してたカートは斜めにして私の真横にくるような感じにして、もうほんとピッッッッタリくっついてて…なんなら鼻息も感じるし》
《私もそれで カートが踵にぶつかって 悶絶した事あります》

 

コロナ禍によってソーシャルディスタンスが普及した昨今では、感染防止対策としてソーシャルディスタンスを可視化した「足跡マーク」をフロアに施している店も多い。そのため賛同コメントを寄せるユーザーのなかには、「足跡マーク」を理由に下がってもらうようお願いする人もいた。

 

しかし、声掛けをしたことによって怒られるなどトラブルに発展したという声も……。いっぽう角が立たないように、仕草などで防御してパーソナルスペースを確保する人もいるようだ。

 

《カートを後ろにして物理的に距離をおきます》
《カゴを手持ちしている時は長物(葱、ごぼう)等を後ろにはみ出してブロックしてます》
《(私急いでないので)お先にどうぞが効く 効かなくて自分の前に入ったとしても自分が距離開けれる立場に入れ替わるから実質勝ち》

 

レジ前での“近距離問題”については、店員側からも「わかる」と共感の声が。なかには客同士のトラブルを回避すべく、率先して注意を促す人もいるようだ。

 

《レジ側から見てもイラっとするので、「お連れ様ですか?」「前の方と距離取ってもらえますか?」って言ってます》
《スーパー勤務ですが、私は危なそうな時には「ぶつかりますのでお下がりください。」とは言うようにしてます》
《お客様同士で言い出しにくいと思うので、店員として声かけるようにしています》

 

多くの人から共感を呼ぶ会計レジでの“近距離問題”。互いに気持ちよく買い物ができるよう、思いやりを持って順番を待つことを心がけたいものだ。

出典元:

WEB女性自身

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