日本唯一の神社界公認の絵馬師である永崎ひまるさん(撮影:楠聖子) 画像を見る

絵馬というと神社に奉納するイメージが強いですが、最近は持ち帰って自宅に飾る「飾り絵馬」が話題になっているのをご存知でしょうか?

 

絵馬は願いごとを書いて神社に奉納するのが一般的ですが、実は持ち帰って家に飾っても、願いを届けることができるので、絵馬を持ち帰ってお守り替わりにしたい、神性な雰囲気を身近に感じていたいという方が増えているのがその理由だという。

 

今回は日本唯一の神社界公認の絵馬師である永崎ひまるさんに、知っているようで意外に知らない、自宅に絵馬を飾るときに気を付けるべき点などを教えてもらいました。

 

■家の近くの神社で参拝し絵馬を購入するのが基本

 

絵馬を初めて購入するなら、自身の住むエリアにある神社に行きましょう。ただし、いきなり絵馬を購入するのではなく、まずは神社で参拝するのを忘れずに。郵便番号から地元の氏神を検索できる便利なサイトなどもあります。

 

■絵馬の絵柄や形は迷わずに直観で選ぶのが正解

 

神社によっては、絵柄や形など絵馬の種類が複数ある場合があります。色々あると迷ってしまいがちですが、直感を信じていちばん最初に目に止まったものを選びましょう。それがあなたにとって、いちばん幸福を運んでくれる絵馬です。

 

■リビングや寝室などホッとできる場所に置くのが基本

 

絵馬はリビングや寝室など、ご自身が安らげる場所に飾りましょう。家族・ペットなどの写真や、生命力がある草木、神社のお守りなどを一緒におくと、お互いのパワーが相互に働きかけてくれるので、開運力がさらにアップします。

 

■飾るときの注意点とその絵馬のケア方法

 

絵馬は1箇所に複数枚置いてもOK。ただし、複数置く場合は、絵馬同士が重ならないように気をつけること。また絵馬にほこりなどがたまらないように、こまめに柔らかい布やティッシュなどで乾拭きするのを忘れないようにします。

 

せっかく購入した絵馬を神社だけでなく、自宅でも飾れると思うと、絵馬を購入する楽しみが増えますよね。ただし、たくさん増えてしまって、神社に返納したいと思ったときは、お賽銭も一緒に納めるのを忘れないように!購入した神社ではない場合は、他の神社の絵馬も返納可能かどうかを確認してください。

 

【教えてくれたのは】

永崎ひまるさん

絵馬師。平成27年度に神道文化賞を受賞。伊勢神宮崇敬会、出雲大社、神田明神などに絵馬を奉納・展示。近著『1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬』(ダイヤモンド社)が大ヒットに。

 

(取材:岩谷貴美/撮影協力:乃木神社)

出典元:

WEB女性自身

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