毎月の振込手数料ムダ払い、クレジットカードのポイントもらいそびれ……「自動引落し」見直しで年40万円得する!
画像を見る 年会費の無駄を見直そう(写真:PIXTA)

 

■CASE 4

 

「いまならポイント〇倍+ノベルティをプレゼント、発行するデパートでの買い物はいつでもポイント8%還元」などにのせられ、クレカを多数保有中。

 

【見直し点】

○クレカの年会費

 

【解決策】

クレカは定期的に見直し、使っていないものは解約を。クレカが多いとポイントが分散し、たまりづらいため、メインとサブの2枚持ちを基本に。なかでもデパート系クレカの年会費は、1年目は無料でも2年目以降は年2,200円かかるものが多い。ポイント還元率が高くても利用が少ないと年会費のムダ。不正利用のリスクも。

 

【得する金額】

解約すると年会費が不要に。デパート系だと1枚あたり年2,200円浮く。

 

年2,200円の得

 

■CASE 5

 

ポイ活中に「3万円以上のリボ払いで5,000㌽進呈」キャンペーンを発見。10万円の買い物をクレカのリボ払いにした。ポイントがもらえるうえ、自分へのご褒美が月々5,000円なんてサイコー! と思っている。

 

【見直し点】

○リボ払いの手数料

 

【解決策】

リボ払いの手数料は15%が一般的。100,000円を毎月5,000円ずつ払うと、手数料総額は11,831円になり(支払方法による)、キャンペーンで5000ポイントもらっても損。リボ払いを続けると総返済額や完済の時期がわからなくなる利用者も。リボ払いはやめ、早々に全額繰上げ返済を。クレカ払いは一括か手数料無料の2回分割までに。

 

【得する金額】

このケースの手数料総額は11,831円。キャンペーンでもらった5000ポイントを差し引いても6,831円浮く。
合わせて年6,831円の得

 

■CASE 6

楽天市場でのネットショッピングが大好きだが、キャッシュレス決済は「PayPayを使う友達が多いから」PayPayを利用。クレカは「たくさん持つと家計管理が面倒だから」、キャッシュレス決済に合わせたPayPayカードをネットショッピングでも使っている。

 

【見直し点】

○主な買い物先とマッチしない決済サービス

 

【解決策】

まず決済サービスごとに毎月の利用額を整理して比較し、もっともよく使う決済サービスが得になるクレカを選択しよう。このケースではキャッシュレス決済より楽天市場でのネットショッピングが多かったので、主軸のクレカを楽天カードに替えることをオススメ。

 

【得する金額】

月3万円楽天市場で買い物をした場合、PayPayカードで払うとポイント還元率は0.5%=150ポイント/月。楽天会員になり楽天カードで支払うと3%還元(期間限定ポイントを含む)=900ポイント/月(900ポイント-150ポイント)×12カ月=9,000円相当の得

 

年9,000円の得

 

【全部見直したら】

395,311円=約40万円の得!

 

光熱水費や保険料が銀行の出入金明細に並んでいる光景は当たり前すぎて、なかなかいじらない人も多い。でもあえてその「固定費のダダ漏れ」にメスを入れ、口座をスリム化すれば、大幅な得になる!お金の流れを見直して、’24年は得する家計管理を。

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