■同僚や友人などに、はがき以外の手段で連絡するのはアリ?
もし、はがき以外で喪中であることを連絡したい場合は、「電話で伝えても問題ない」と担当者は話す。メールやLINEで伝えることも問題はない。もっとも丁寧な手段として「はがき」がおすすめだが、そうでなくとも、何らかの形で「喪中の事実をきちんと相手に知らせる」ということが大切だ。
反対に、「年賀状じまい」をした人が喪中はがきを受け取った場合はどう対応したらよいのだろうか?寒中見舞い(はがき)で返すことが通例だが、やはりはがきで返した方がよいのだろうか。
「喪中はがきは明治時代から続く風習であり、礼節を重んじる方もいらっしゃいます。そのため、相手は親しい仲なのか、それとも目上の方なのかなど、相手との関係性を考え、先方に配慮しながらはがきとそれ以外の手段を使い分けることも必要でしょう。
すでに年賀状をやめていることを相手に報告しているのであれば、メールや電話などで返事を返しても問題はありません」
喪中の連絡をすることは、相手だけでなく、故人を大切に思う気持ちにもつながる。
年賀状じまいをしていても、きちんと知らせることは必要だ。
相手との関係性を考えた上で、親しい間柄であればはがきにこだわらず、それ以外の手段を使うことも検討しよう。
